水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年6月2週 (6月10日～6月16日） 前年同期 (6月11日～6月17日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,232 629 244 359
　前　　　 週 　　　比 （％） 106 122 100
　前　年　同　期　比 （％） 100 100 90 109


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 59.8 128 ↑ 129 ↑ 各地 生 10,260 3,396 1,728 92 113 -
海外 生 - 5,940 - 156 - -
メバチ 38.1 103 ↑ 93 ↓ 各地* 冷凍 3,024 1,319 1,080 101 130 -
アジ 49.2 97 ↓ 74 ↓ 長崎 中 1,080 713 216 106 150 160-180g/尾
千葉ほか 中小 432 407 324 88 117 90-110g/尾
サバ 27.2 100 106 ↑ 千葉 － 864 356 216 106 120 7-10入/5kg
イワシ 34.7 134 ↑ 98 ↓ 千葉ほか － 1,296 464 216 141 166 90-100g/尾
スルメイカ 20.3 122 ↑ 98 ↓ 富山ほか － 1,404 730 540 107 95 20-30入/4-5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.1 91 ↓ 150 ↑ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.7 94 ↓ 131 ↑ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 19.7 139 ↑ 124 ↑ 北海道 マ 648 508 216 101 124 -
宮城ほか マコ 1,404 864 432 - 213 -
北海道 アカ 756 581 432 110 60 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - 216 - 40 44 -
ハマチ 6.2 87 ↓ 54 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,566 1,388 1,296 103 171 5-6kg/尾
塩サケ 26.3 157 ↑ 153 ↑ 北海道 トキ 4,536 4,320 3,780 - - -
北海道 アキ - - - - - -
タラ類 6.5 98 ↓ 90 ↓ 岩手ほか 生 756 - 486 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 50.0 77 ↓ 84 ↓ 千葉 － 1,296 605 216 114 170 3-5kg/尾
キンメダイ 9.9 100 79 ↓ 静岡ほか － 4,320 1,771 1,080 106 126 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１５日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ５％の増加。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、１０日（金）、週末の取引、入荷は減ったが荷動きはいまひとつさえず。イワシが４－５割反発、アジが２－３割、スルメが１－２割反落、ブリは軟調、カツオは小動き、メジがまちまち、サバは保合。相場全体では軟調。１１日（土）、休市前の取引、買い一服や天気下り坂の予報が響き、売れ行きはいまひとつ。アジが強保合、カツオがしっかり、イワシ、ブリが弱保合、スルメが小動き、メジは小高い、サバは保合。相場全体では小動き。１３日（月）、週明けの取引、天候も良く買い気は順調。アジが１割下落、ブリは２割上伸、メジは小反落、カツオは軟調、スルメは小甘い、サバは弱保合、イワシは小動き。相場全体では軟調。１４日（火）、休市前の取引、買い気は振るわず。カツオが３割、スルメが１－３割上伸、メジは堅調、サバは強保合、ブリは２－３割反落、イワシは小動き、アジは保合。相場全体では堅調。１６日（木）、休市明けの取引、天候の回復で買い気良く、荷動きはおおむね良好。アジ、イワシが３割上伸、サバは小幅上伸、カツオはしっかり、スルメは小反落、ブリは小動き、メジは保合。相場全体では小幅続伸。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が千葉と三重主体に入荷。数量は前週に比べわずかに減少し、価格は中型が０．５割強高、中小型が１割強安。サバは千葉主体に入荷。数量は前週に比べほぼ変わらず、価格は０．５割強高。イワシは千葉と北海道主体に入荷。数量は前週に比べ３４％増加し、価格は４割強高。スルメイカは富山と北海道主体に入荷。数量は前週に比べ２２％増加し、価格は０．５割強高。カツオは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ２３％減少し、価格は１．５割弱高。