水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年6月3週 (6月17日～6月23日） 前年同期 (6月18日～6月24日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,219 645 231 343
　前　　　 週 　　　比 （％） 99 95 95
　前　年　同　期　比 （％） 102 103 102 101


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 58.2 97 ↓ 106 ↑ 各地 生 7,560 2,794 1,620 82 101 -
海外 生 - 3,240 - 55 113 -
メバチ 55.6 146 ↑ 112 ↑ 各地* 冷凍 2,808 1,340 1,134 102 128 -
アジ 46.6 95 ↓ 74 ↓ 長崎 中 1,188 778 432 109 171 160-180g/尾
長崎 中小 864 621 432 153 192 90-110g/尾
サバ 28.8 106 ↑ 124 ↑ 宮城 － 756 302 216 85 97 7-10入/5kg
イワシ 35.5 102 ↑ 96 ↓ 鳥取 － 972 367 216 79 122 100-110g/尾
スルメイカ 32.7 161 ↑ 184 ↑ 石川 － 1,145 734 324 101 90 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.9 90 ↓ 146 ↑ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.4 82 ↓ 140 ↑ 各地 解凍 1,188 - 540 - - -
カレイ 14.8 75 ↓ 110 ↑ 北海道 マ 648 389 216 77 98 -
宮城ほか マコ 1,404 - 270 - - -
北海道 アカ 648 540 432 93 56 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - 216 - 100 - -
ハマチ 6.8 110 ↑ 53 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,566 1,539 1,512 111 190 5-6kg/尾
塩サケ 21.2 81 ↓ 146 ↑ 北海道 トキ 4,536 4,302 3,780 100 - -
北海道 アキ - - - - - -
タラ類 6.0 92 ↓ 83 ↓ 岩手ほか 生 756 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 - 648 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 71.7 143 ↑ 128 ↑ 宮城 － 1,188 529 270 87 136 2.5-5kg/尾
キンメダイ 7.6 77 ↓ 66 ↓ 東京ほか － 4,536 1,728 1,404 98 125 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は２２日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、１７日（金）、週末の取引、入荷水準は低かったが買い一服から相場は伸び悩んだ。サバ、イワシが２割反落、カツオは小反落、ブリは小動き、メジは強保合、アジは続伸、スルメは保合。相場全体では弱保合。１８日（土）、休市前の取引、買い気はいまひとつ。アジが２－３割続伸、スルメは小幅上伸、カツオは１－３割続落、サバは小幅続落、ブリは１－２割下落、イワシは軟調。相場全体では軟調。２０日（月）、週明けの取引、入荷増で荷動きは良くなかった。アジが２－３割、スルメが１－３割反落、ブリは１－２割続落、サバは小幅続落、イワシは１－２割下落、カツオ、メジは軟調。相場全体では下落。２１日（火）、休市前の取引、前日からの荷余り感で買い気は鈍化。ブリが１－２割反発、スルメは軟調、サバは弱保合、カツオはまちまち、メジは小動き、アジ、イワシは保合。相場全体では小動き。２３日（木）、休市明けの取引、比較的順調な入荷で買い気は弱かった。ブリが小反落、アジは小甘い、サバ、スルメは弱保合、イワシは小動き、カツオはしっかり、メジはまちまち。相場全体では弱保合。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに長崎主体に入荷。数量は前週に比べ５％減少し、価格は中型が１割弱高、中小型が５．５割弱高。サバは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ６％増加し、価格は１．５割安。イワシは鳥取主体に入荷。数量は前週に比べわずかに増加し、価格は２割強安。スルメイカは石川主体に入荷。数量は前週に比べ６１％増加し、価格はほぼ変わらず。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ４３％増加し、価格は１．５割弱安。