水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年6月4週 (6月24日～6月30日） 前年同期 (6月25日～7月1日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,089 546 247 297
　前　　　 週 　　　比 （％） 89 107 87
　前　年　同　期　比 （％） 86 90 80 84


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 54.3 93 ↓ 103 ↑ 各地 生 11,340 2,978 1,404 107 121 -
海外 生 - 6,192 - 191 169 -
メバチ 38.1 69 ↓ 101 ↑ 各地* 冷凍 2,700 1,337 1,134 100 120 -
アジ 50.5 108 ↑ 124 ↑ 長崎 中 1,512 626 432 80 92 160-180g/尾
石川 中小 648 419 324 67 92 90-110g/尾
サバ 22.3 77 ↓ 94 ↓ 千葉 － 756 356 216 118 109 7-10入/5kg
イワシ 31.7 89 ↓ 85 ↓ 鳥取 － 648 284 194 77 94 100-110g/尾
スルメイカ 16.1 49 ↓ 72 ↓ 石川 － 1,512 842 324 115 96 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.5 132 ↑ 125 ↑ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.3 93 ↓ 65 ↓ 各地 解凍 1,404 - 540 - - -
カレイ 11.9 80 ↓ 99 ↓ 北海道 マ 648 446 216 115 92 -
宮城ほか マコ 1,404 - 270 - - -
北海道 アカ - 756 - 140 71 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 6.4 94 ↓ 61 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,566 1,539 1,512 100 190 5-6kg/尾
塩サケ 21.0 99 ↓ 131 ↑ 北海道 トキ 4,536 4,320 3,780 100 - -
北海道 アキ - - - - - -
タラ類 5.6 93 ↓ 79 ↓ 岩手ほか 生 756 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,296 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 39.1 55 ↓ 67 ↓ 宮城 － 1,620 842 270 159 237 3-5kg/尾
キンメダイ 9.2 121 ↑ 111 ↑ 静岡ほか － 4,752 1,750 1,404 101 135 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は２９日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１５％の減少。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、２４日（金）、週末の取引、入荷水準は低かったが買い一服で売れ行きは鈍化。アジ、ブリが弱保合、サバは小安い、イワシ、メジは小幅下落、スルメは小動き。相場全体では小安い。２５日（土）、休市前の取引、前日に弱かった買い気が上向き荷動きはおおむね良好。アジが２割下落、サバが２割続落、カツオは弱保合、スルメは大幅上伸、イワシが小反発、ブリは小高い、メジは小動き。相場全体ではまちまち。２７日（月）、週明けの取引、買い気はまずまず。カツオが３－４割上伸、ブリが１－２割続伸、アジ、スルメは強保合、メジはまちまち、サバは小動き。相場全体では小高い。２８日（火）、休市前の取引、入荷が減り荷動きは幾分回復。アジが４－５割、サバは３－５割、スルメは１－３割上伸、メジは小高い、イワシは堅調、ブリはしっかり、カツオは小動き。相場全体では続伸。３０日（木）、休市明けの取引、月末市で買い気は低調。アジが１－２割反落、カツオは小安い、イワシ、ブリが軟調、メジは堅調、スルメは小動き、サバは保合。相場全体では軟調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が石川主体に入荷。数量は前週に比べ８％増加し、価格は中型が２割安、中小型が３．５割弱安。サバは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ２３％減少し、価格は２割弱高。イワシは鳥取主体に入荷。数量は前週に比べ１１％減少し、価格は２．５割弱安。スルメイカは石川主体に入荷。数量は前週に比べ５１％減少し、価格は１．５割高。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ４５％減少し、価格は６割弱高。