水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年7月4週 (7月22日～7月28日） 前年同期 (7月23日～7月29日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 908 482 161 266
　前　　　 週 　　　比 （％） 90 78 90
　前　年　同　期　比 （％） 103 108 94 101


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 30.7 95 ↓ 81 ↓ 各地 生 14,040 4,840 2,160 96 120 -
海外 生 8,640 5,147 3,240 101 106 -
メバチ 39.7 100 101 ↑ 各地* 冷凍 3,240 1,297 1,080 98 116 -
アジ 42.4 119 ↑ 142 ↑ 長崎 中 1,620 734 432 128 88 160-180g/尾
静岡 中小 540 407 378 86 64 100-110g/尾
サバ 19.7 95 ↓ 110 ↑ 岩手 － 648 330 216 87 92 7-10入/5kg
イワシ 23.5 76 ↓ 80 ↓ 鳥取 － 648 335 216 97 93 100-110g/尾
スルメイカ 23.4 110 ↑ 151 ↑ 石川 － 1,361 842 216 100 107 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.7 106 ↑ 142 ↑ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.5 94 ↓ 107 ↑ 各地 解凍 1,620 - 756 - - -
カレイ 7.1 80 ↓ 97 ↓ 北海道 マ 648 486 324 138 86 -
宮城ほか マコ 1,404 810 216 68 110 -
北海道 アカ 864 770 648 114 97 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 405 324 141 90 -
ハマチ 5.4 90 ↓ 65 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,620 1,566 1,512 100 141 5-6kg/尾
塩サケ 18.6 124 ↑ 165 ↑ 北海道 トキ 4,536 4,320 3,780 100 - -
北海道 アキ - - - - - -
タラ類 5.8 98 ↓ 121 ↑ 岩手ほか 生 756 - 594 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,404 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 28.6 75 ↓ 59 ↓ 宮城 － 2,160 713 324 112 203 3-5kg/尾
キンメダイ 7.0 85 ↓ 77 ↓ 東京ほか － 5,184 1,922 1,080 100 140 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は２７日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ５％の減少。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、２２日（金）、週末の取引、買い気はやや上向き。サバが２－３割、アジが１－２割下落、スルメは１－２割反落、ブリは小甘い、イワシは弱保合、カツオは１－３割反発、メジは堅調。相場全体では軟調。２３日（土）、休市前の取引、土用の丑の日で鮮魚類の買い気は振るわず。アジが堅調、サバが小甘い、イワシ、カツオが小動き、スルメ、ブリ、メジは保合。相場全体では保合。２５日（月）、週明けの取引、入荷増で買い気は弱め。スルメが２－５割、カツオが１－２割上伸、サバ、メジはしっかり、アジは軟調、イワシ、ブリは保合。相場全体では堅調。２６日（火）、休市前の取引、雨市で買い気は振るわず。アジが１割上伸、メジは堅調、スルメが２割反落、イワシは１－２割下落、サバは小安い、ブリは軟調、カツオは小甘い。相場全体では小安い。２８日（木）、休市明けの取引、買い気は順調。アジが２割反落、スルメは１－２割続落、メジは１－２割下落、サバは小甘い、カツオは弱保合、イワシは強保合、ブリは小動き。相場全体では小幅続落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が静岡主体に入荷。数量は前週に比べ１９％増加し、価格は中型が３割弱高、中小型が１．５割弱安。サバは岩手主体に入荷。数量は前週に比べ５％減少し、価格は１．５割弱安。イワシは鳥取主体に入荷。数量は前週に比べ２４％減少し、価格はわずかに下落。スルメイカは石川主体に入荷。数量は前週に比べ１０％増加し、価格はほぼ変わらず。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ２５％減少し、価格は１割強高。