水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年8月2週 (8月5日～8月11日） 前年同期 (8月6日～8月12日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 953 467 197 288
　前　　　 週 　　　比 （％） 87 68 91
　前　年　同　期　比 （％） 83 87 87 75


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 33.0 111 ↑ 70 ↓ 各地 生 13,500 4,407 1,080 90 89 -
海外 生 14,040 6,908 4,320 108 156 -
メバチ 37.9 94 ↓ 87 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,313 1,080 101 114 -
アジ 30.9 77 ↓ 48 ↓ 長崎 中 1,728 994 540 133 153 160-180g/尾
島根 中小 1,080 729 432 130 123 100-110g/尾
サバ 25.4 140 ↑ 121 ↑ 宮城ほか － 864 337 216 92 86 7-10入/5kg
イワシ 8.8 36 ↓ 46 ↓ 鳥取 － 1,080 611 270 162 129 100-110g/尾
スルメイカ 21.2 71 ↓ 161 ↑ 石川 － 1,296 864 605 125 86 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.7 176 ↑ 109 ↑ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 5.4 117 ↑ 193 ↑ 各地 解凍 1,620 - 756 - - -
カレイ 6.5 70 ↓ 96 ↓ 北海道 マ 756 621 432 115 102 -
宮城ほか マコ 1,404 756 324 - 70 -
北海道 アカ 864 846 756 121 82 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 6.3 117 ↑ 51 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,620 1,566 1,512 100 139 5-6kg/尾
塩サケ 13.7 55 ↓ 57 ↓ 北海道 トキ 4,536 4,320 3,780 100 - -
北海道 アキ - - - - - -
タラ類 4.5 100 62 ↓ 岩手ほか 生 864 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,404 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 25.4 107 ↑ 71 ↓ 宮城 － 1,944 756 324 117 110 3-5kg/尾
キンメダイ 9.0 103 ↑ 138 ↑ 東京ほか － 7,020 2,160 1,404 110 151 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１１日（木）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ５％の減少。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、５日（金）、週末の取引、入荷が減少し荷動きはやや上向き。スルメが１－３割続伸、メジは小高い、カツオは堅調、アジ、ブリは強保合、サバは小動き、イワシは保合。相場全体では堅調。６日（土）、休市前の取引、前荷薄もあり荷動きはおおむね良好。アジが堅調、サバはしっかり、イワシは小高い、スルメ、ブリは弱保合、カツオは小反落、メジは保合。相場全体では小動き。８日（月）、週明けの取引、買い気は比較的順調。アジが２－４割、スルメは２割下落、イワシは小反落、サバは軟調、カツオは弱保合、ブリはしっかり、メジは強保合。相場全体では小安い。９日（火）、開市の間の取引、入荷水準は低いが買い気は振るわず。メジが小高い、アジはしっかり、イワシは強保合、サバは続軟調、カツオは軟調、スルメ、ブリは保合。相場全体では小動き。１０日（水）、水曜開市日の取引、祝日前ながら水曜市で買い気は弱まり、相場は伸び悩んだ。アジ、ブリが弱保合、サバが小安い、スルメは２割上伸、カツオはしっかり、イワシは強保合。相場全体では小動き。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が島根主体に入荷。数量は前週に比べ２３％減少し、価格は中型が３．５割弱高、中小型が３割高。サバは宮城と岩手主体に入荷。数量は前週に比べ４０％増加し、価格は１割弱安。イワシは鳥取主体に入荷。数量は前週に比べ６４％減少し、価格は６割強高。スルメイカは石川主体に入荷。数量は前週に比べ２９％減少し、価格は２．５割高。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ７％増加し、価格は１．５割強高。