水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2022年9月4週 (9月23日～9月29日） 前年同期 (9月24日～9月30日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,102 599 206 298
　前　　　 週 　　　比 （％） 107 99 100
　前　年　同　期　比 （％） 86 88 87 83


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 39.5 131 ↑ 93 ↓ 各地 生 15,660 6,331 3,240 101 118 -
海外 生 8,640 5,241 4,320 107 132 -
メバチ 46.8 115 ↑ 119 ↑ 各地* 冷凍 3,024 1,340 1,134 100 115 -
アジ 56.4 160 ↑ 138 ↑ 長崎 中 1,404 581 324 85 94 160-180g/尾
長崎 中小 648 500 324 116 116 100-110g/尾
サバ 26.8 124 ↑ 141 ↑ 宮城 － 1,080 432 216 85 80 7-10入/5kg
イワシ 14.1 231 ↑ 118 ↑ 北海道 － 1,620 432 216 123 108 80-90g/尾
スルメイカ 11.3 119 ↑ 75 ↓ 北海道 － 1,620 1,269 864 99 127 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 4.1 114 ↑ 241 ↑ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 25.2 68 ↓ 49 ↓ 北海道 生 6,480 1,404 648 102 176 100-110g/尾
各地 解凍 1,620 - 756 - - -
カレイ 8.6 75 ↓ 87 ↓ 北海道 マ 648 558 540 98 86 -
宮城ほか マコ 1,620 - 432 - - -
北海道 アカ 972 918 540 124 101 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 378 324 105 74 -
ハマチ 7.5 74 ↓ 83 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,620 1,566 1,512 100 121 5-6kg/尾
塩サケ 24.9 106 ↑ 127 ↑ 北海道 トキ 4,536 4,320 3,780 100 - -
北海道 アキ - - - - - -
タラ類 8.9 109 ↑ 70 ↓ 岩手 生 1,242 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,512 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 21.6 177 ↑ 39 ↓ 鹿児島 － 3,240 891 410 58 236 3-5kg/尾
キンメダイ 2.6 74 ↓ 37 ↓ 東京ほか － 5,940 3,240 1,620 140 190 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は２３日（金）が休市のため４日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１４％の増加。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、２４日（土）、休市に挟まれた日の取引、前荷薄もあり荷動きはおおむね良好。アジが３割続伸、スルメ、メジがしっかり、サバは小幅下落、カツオは３割反落、イワシは小動き、ブリ、サンマは保合。相場全体ではまちまち。２６日（月）、週明けの取引、天候も良く荷動きは順調。アジが３－４割反落、イワシが１－２割下落、カツオは軟調、サバ、スルメは堅調、メジは強保合、ブリは小動き。相場全体では小甘い。２７日（火）、休市前の取引、買い気はやや鈍化。イワシが５割反発、サンマは２４日比で２－５割上伸、ブリは堅調、サバは小甘い、アジは弱保合、カツオは小動き、スルメはしっかり、メジは保合。相場全体では堅調。２９日（木）、休市明けの取引、月末を控えて買い気は弱く、荷動きは停滞気味。サンマが急反落、アジが３割、スルメが２－３割下落、サバは小幅続落、イワシは３－４割反落、カツオ、ブリは小動き、メジは強保合。相場全体では反落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに長崎主体に入荷。数量は前週に比べ６０％増加し、価格は中型が１．５割安、中小型が１．５割強高。サバは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ２４％増加し、価格は１．５割安。イワシは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ約２．３倍に増加し、価格は２．５割弱高。スルメイカは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ１９％増加し、価格はほぼ変わらず。カツオは鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べ７７％増加し、価格は４割強安。サンマは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ３２％減少し、価格はほぼ変わらず。