水産物の週間市況について

０3（３５２０）８２６１～８２６２

2022年1月4週 (1月20日～1月26日） 前年同期 (1月21日～1月27日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 969 519 187 263
　前　　　 週 　　　比 （％） 99 102 93 99
　前　年　同　期　比 （％） 84 88 82 79


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 23.4 80 ↓ 68 ↓ 各地 生 17,820 5,212 2,700 114 137 -
海外 生 - 3,240 - - 125 -
メバチ 33.9 96 ↓ 83 ↓ 各地* 冷凍 4,104 1,283 972 99 104 -
アジ 34.3 112 ↑ 90 ↓ 長崎 中 972 734 432 103 126 180-250g/尾
長崎 中小 - 756 - 156 156 110-120g/尾
サバ 33.6 134 ↑ 76 ↓ 青森ほか － 1,404 432 324 85 98 7-10入/5kg
イワシ 28.2 107 ↑ 106 ↑ 岩手 － 1,620 378 270 109 109 100-110g/尾
スルメイカ 6.7 87 ↓ 80 ↓ 山形 － 1,404 1,244 864 105 123 10-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.1 131 ↑ 75 ↓ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.7 65 ↓ 94 ↓ 北海道ほか 解凍 1,620 - 756 - - -
カレイ 12.7 88 ↓ 88 ↓ 北海道 マ 756 555 324 117 117 -
宮城ほか マコ 756 630 432 119 167 -
北海道 アカ 864 594 540 102 76 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 316 216 98 67 -
ハマチ 22.9 94 ↓ 87 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,620 1,566 1,512 100 121 5-6kg/尾
塩サケ 18.9 79 ↓ 119 ↑ 北海道 トキ 3,780 3,564 3,240 100 - -
北海道 アキ 1,188 1,134 1,080 100 127 -
タラ類 35.6 105 ↑ 88 ↓ 岩手ほか 生 1,404 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,620 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 1.6 123 ↑ 20 ↓ 和歌山 － 3,240 1,760 648 91 240 4-7kg/尾
キンメダイ 6.2 95 ↓ 68 ↓ 東京ほか － 5,940 2,160 1,404 98 111 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 12.6 93 ↓ 63 ↓ 三陸 － 5,184 2,763 1,080 141 154 -
各地 － 2,592 - 1,296 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は２５日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、２０日（金）、週末の取引、比較的入荷が少なく買い気は順調。スルメが堅調、カツオはしっかり、サバ、メジは強保合、ブリは軟調、アジ、イワシは保合。相場全体ではしっかり。２１日（土）、休市前の取引、買い一服で買い気は弱め。ブリ、メジが堅調、スルメはしっかり、アジは強保合、カツオは２割下落、イワシは小動き、サバは保合。相場全体では強保合。２３日（月）、週明けの取引、入荷増で荷動きはさえなかった。イワシが３－４割上伸、カツオは堅調、スルメはしっかり、アジ、メジは強保合、ブリは小動き、サバは保合。相場全体では堅調。２４日（火）、休市前の取引、入荷は減少したが、冷え込みが厳しく鮮魚類の引き合いは弱め。サバが堅調、スルメは強保合、アジは２割下落、イワシは１割反落、カツオは小安い、メジは小甘い、ブリは弱保合。相場全体では軟調。２６日（木）、休市明けの取引、寒波の影響で鮮魚の買い気は弱め。メジが堅調、カツオはしっかり、アジ、スルメは強保合、サバは軟調、ブリは小甘い、イワシは小動き。相場全体では小動き。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに長崎主体に入荷。数量は前週に比べ１２％増加し、価格は中型がわずかに上昇、中小型が５．５割強高。サバは青森と静岡主体に入荷。数量は前週に比べ３４％増加し、価格は１．５割安。イワシは岩手主体に入荷。数量は前週に比べ７％増加し、価格は１割弱高。スルメイカは山形主体に入荷。数量は前週に比べ１３％減少し、価格は０．５割高。カツオは和歌山主体に入荷。数量は前週に比べ２３％増加し、価格は１割弱安。ムキカキの数量は７％減少し、三陸産の価格は４割強高。