水産物の週間市況について

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2023年2月1週 (2月3日～2月9日） 前年同期 (2月4日～2月10日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 879 464 165 249
　前　　　 週 　　　比 （％） 84 94 68 79
　前　年　同　期　比 （％） 96 99 106 85


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 27.6 96 ↓ 78 ↓ 各地 生 12,960 4,620 2,160 85 58 -
海外 生 4,860 4,320 3,780 - 129 -
メバチ 39.4 115 ↑ 161 ↑ 各地* 冷凍 2,700 1,267 972 100 102 -
アジ 27.2 67 ↓ 68 ↓ 長崎 中 1,080 657 378 105 146 180-250g/尾
島根 中小 756 540 432 91 100-110g/尾
サバ 24.6 120 ↑ 86 ↓ 富山 － 1,836 459 216 87 109 7-10入/5kg
イワシ 28.5 113 ↑ 102 ↑ 岩手 － 1,296 358 216 92 110 100-110g/尾
スルメイカ 5.4 92 ↓ 42 ↓ 長崎 － 1,404 1,325 648 98 144 10-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.7 94 ↓ 85 ↓ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.5 94 ↓ 94 ↓ 北海道ほか 解凍 1,620 - 756 - - -
カレイ 10.1 102 ↑ 115 ↑ 北海道 マ 756 540 324 79 150 -
宮城ほか マコ 864 432 324 86 93 -
北海道 アカ 972 - 324 - - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 432 313 270 89 80 -
ハマチ 15.3 68 ↓ 85 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,620 1,566 1,512 100 121 5-6kg/尾
塩サケ 17.7 93 ↓ 112 ↑ 北海道 トキ 3,780 3,564 3,240 100 - -
北海道 アキ 1,188 1,134 1,080 100 127 -
タラ類 25.3 86 ↓ 98 ↓ 岩手ほか 生 1,404 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,620 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 2.0 154 ↑ 38 ↓ 和歌山ほか － 3,240 2,007 594 97 219 2-7kg/尾
キンメダイ 11.2 178 ↑ 204 ↑ 東京ほか － 6,480 2,160 1,296 100 130 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 11.2 81 ↓ 77 ↓ 三陸 － 3,780 2,013 1,188 69 148 -
各地 － 2,160 - 1,296 - - -


３　豊洲市場概況
　今週は８日（水）が開市のため６日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ６％の減少。
　一般鮮魚類を中心に取引を見ると、３日（金）、週末の取引、荷動きはまずまず。サバが２－３割上伸、カツオが続堅調、メジは堅調、ブリは強保合、アジは１割下落、イワシは小動き、スルメは保合。相場全体では堅調。４日（土）、休市前の取引、入荷水準は低かったが、高値疲れから相場は全般に伸び悩んだ。サバが小反落、ブリが弱保合、カツオが小緩み、イワシは小動き、アジは急反発、メジは小安い、スルメは保合。相場全体では弱保合。６日（月）、週明けの取引、買い気は順調。サバが１－２割反発、アジは１－３割反落、メジは弱保合、カツオ、ブリは小動き、イワシ、スルメは保合。相場全体では小動き。７日（火）、開市日の間の取引、週２日目で翌日も開市のため、買い気は弱め。サバが２割反落、メジは小安い、イワシは弱保合、アジはしっかり、ブリは強保合、スルメ、カツオは保合。相場全体では小動き。８日（水）、水曜開市日の取引、買い気は低調。サバが２割続落、アジは小安い、ブリは軟調、イワシは小甘い、メジは弱保合、カツオは３－４割上伸、スルメは堅調。相場全体では軟調。９日（木）、低調な入荷だが、買い気は振るわず。カツオが堅調、サバはしっかり、アジは軟調、イワシは弱保合、ブリは小動き、スルメ、メジは保合。相場全体では保合。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が島根主体に入荷。数量は前週に比べ３３％減少し、価格は中型が０．５割高、中小型が１割弱安。サバは富山主体に入荷。数量は前週に比べ２０％増加し、価格は１．５割弱安。イワシは岩手主体に入荷。数量は前週に比べ１３％増加し、価格は１割弱安。スルメイカは長崎主体に入荷。数量は前週に比べ８％減少し、価格はわずかに下落。カツオは和歌山と東京主体に入荷。数量は前週に比べ５４％増加し、価格はわずかに下落。ムキカキの数量は１９％減少し、三陸産の価格は３割強安。