水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2023年4月2週 (4月7日～4月13日） 前年同期 (４月８日～４月１４日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,041 567 207 267
　前　　　 週 　　　比 （％） 73 87 47 84
　前　年　同　期　比 （％） 85 83 97 83


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 32.2 71 ↓ 79 ↓ 各地 生 15,120 5,092 2,376 91 110 -
海外 生 8,100 4,058 2,160 86 55 -
メバチ 51.8 116 ↑ 119 ↑ 各地* 冷凍 2,700 1,210 918 99 96 -
アジ 27.6 50 ↓ 48 ↓ 長崎 中 1,512 950 324 169 195 180-200g/尾
島根 中小 - 864 - 121 166 110-120g/尾
サバ 10.6 41 ↓ 32 ↓ 宮城 － 864 572 378 126 156 7-10入/5kg
イワシ 34.7 111 ↑ 152 ↑ 石川 － 756 318 216 98 87 100-110g/尾
スルメイカ 6.3 50 ↓ 44 ↓ 富山 － 1,836 1,210 972 115 133 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.7 159 ↑ 123 ↑ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.4 108 ↑ 88 ↓ 各地 解凍 1,296 - 756 - - -
カレイ 25.1 124 ↑ 121 ↑ 北海道 マ 540 393 324 100 107 -
青森ほか マコ 864 702 432 96 163 -
北海道 アカ 540 426 324 104 110 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 396 216 147 108 -
ハマチ 8.5 87 ↓ 85 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,566 1,544 1,512 100 114 5-6kg/尾
塩サケ 19.4 76 ↓ 97 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 1,026 972 100 115 -
タラ類 9.6 91 ↓ 102 ↑ 岩手ほか 生 810 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,620 - 1,404 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 43.6 103 ↑ 150 ↑ 鹿児島 － 3,024 734 432 99 117 1.5-5kg/尾
キンメダイ 9.5 81 ↓ 51 ↓ 東京ほか － 4,644 1,620 1,080 99 103 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１２日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１３％の減少。
　７日（金）、週末の取引、天候の悪化で買い気は弱め。サバ、カツオが強保合、イワシは小安い、メジは軟調、ブリは弱保合、スルメは小動き、アジはまちまち。相場全体では小動き。８日（土）、休市前の取引、入荷が少なかった事もあり、買い気はまずまず。アジが倍値以上に急伸し、イワシは１割反発、ブリは小高く、スルメは堅調、カツオは１－３割下落、メジは小安く、サバは保合。相場全体ではまちまち。１０日（月）、休市明けの取引、天候も良く荷動きは順調。スルメが２割上伸、カツオはしっかり、ブリは小動き、サバ、イワシ、メジは保合圏内、アジは２－３割反落。相場全体では強保合。１１日（火）、休市前の取引、買い気は順調。メジがおおむね上昇、サバは小高く、スルメは堅調、イワシは強保合、ブリは１－２割下落、カツオは軟調、アジは弱保合。相場全体では小動き。１３日（木）、休市明けの取引、入荷増で荷動きは悪化。アジが１－２割下落、メジは１割反落、カツオは弱保合、サバはしっかり、ブリは強保合、イワシは小動き、スルメは保合。相場全体では小甘い。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が島根主体に入荷。数量は前週に比べ５０％減少し、価格は中型が７割弱高、中小型が２割強高。サバは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ５９％減少し、価格は２．５割強高。イワシは石川主体に入荷。数量は前週に比べ１１％増加し、価格はわずかに下落。スルメイカは富山主体に入荷。数量は前週に比べ５０％減少し、価格は１．５割高。カツオは鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べわずかに増加し、価格はほぼ変わらず。