水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2023年5月1週 (4月28日～5月4日） 前年同期 (4月29日～5月5日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,481 778 336 368
　前　　　 週 　　　比 （％） 154 149 174 149
　前　年　同　期　比 （％） 106 115 109 87


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 42.9 120 ↑ 73 ↓ 各地 生 12,960 5,160 2,160 112 151 -
海外 生 6,480 3,936 2,160 88 98 -
メバチ 43.9 91 ↓ 119 ↑ 各地* 冷凍 2,484 2,147 864 184 168 -
アジ 56.6 150 ↑ 201 ↑ 長崎 中 1,080 792 486 122 58 180g-200g/尾
島根ほか 中小 1,080 918 756 213 113 110-120g/尾
サバ 25.5 121 ↑ 151 ↑ 鳥取ほか － 1,512 486 324 110 78 7-10入/5kg
イワシ 43.3 135 ↑ 210 ↑ 石川 － 864 353 270 112 89 100-110g/尾
スルメイカ 8.2 122 ↑ 63 ↓ 富山 － 1,620 1,188 972 95 115 10-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.5 194 ↑ 54 ↓ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.2 150 ↑ 48 ↓ 各地 解凍 - 1,296 - 100 - -
カレイ 16.9 118 ↑ 74 ↓ 北海道 マ 648 558 540 105 124 -
宮城ほか マコ 972 810 756 115 176 -
北海道 アカ 702 558 432 115 129 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 288 216 86 63 -
ハマチ 13.8 152 ↑ 84 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,566 1,404 1,296 100 104 5-6kg/尾
塩サケ 23.8 120 ↑ 88 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 1,026 972 100 115 -
タラ類 8.8 133 ↑ 91 ↓ 岩手ほか 生 756 - 594 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,620 - 1,404 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 45.4 154 ↑ 193 ↑ 鹿児島 － 4,104 810 324 80 80 1.5-5kg/尾
キンメダイ 9.3 116 ↑ 166 ↑ 東京ほか － 4,860 2,016 1,296 120 119 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は４月２９日（土）、５月３日（水）、４日（木）が休市のため３日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ４９％の増加。
　２８日（金）、連休前の取引、買い気はまずまず。アジが１－２割続伸し、イワシはしっかり、スルメは強保合、メジは小安い、カツオは小動き、サバ、ブリはともに保合。相場全体ではしっかり。１日（月）、大型連休谷間の取引、買い気良く、荷動きは良好。カツオが小高く、スルメ、メジが堅調、アジは底堅く、イワシは強保合、ブリは供給過剰気味で弱保合、サバはおおむね保合。相場全体では強保合。２日（火）、連休前の取引、買い気は良好、おおむね順調な荷動き。アジが１－２割上伸、スルメが続堅調、サバは２－３割値を上げ、カツオとイワシはともに強保合、ブリは弱保合。相場全体では小幅上伸。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が島根と鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べ５０％増加し、価格は中型が２割強高、中小型が１１．５割弱高。サバは鳥取と千葉主体に入荷。数量は前週に比べ２１％増加し、価格は１割高。イワシは石川主体に入荷。数量は前週に比べ３５％増加し、価格は１割強高。スルメイカは富山主体に入荷。数量は前週に比べ２２％増加し、価格は０．５割安。カツオは鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べ５４％増加し、価格は２割安。