水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2023年5月2週 (5月5日～5月11日） 前年同期 (5月6日～5月12日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 975 533 196 246
　前　　　 週 　　　比 （％） 66 68 58 67
　前　年　同　期　比 （％） 72 74 69 72


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 38.6 90 ↓ 66 ↓ 各地 生 16,740 6,403 2,700 124 196 -
海外 生 8,100 4,460 3,240 113 114 -
メバチ 42.4 97 ↓ 63 ↓ 各地* 冷凍 2,700 1,186 864 55 93 -
アジ 21.6 38 ↓ 30 ↓ 長崎 中 1,728 1,051 486 133 231 180-200g/尾
新潟 中小 864 648 270 71 125 80-100g/尾
サバ 14.9 58 ↓ 59 ↓ 千葉 － 1,080 562 324 116 149 7-10入/5kg
イワシ 21.1 49 ↓ 92 ↓ 石川 － 864 356 270 101 137 100-110g/尾
スルメイカ 4.3 52 ↓ 35 ↓ 長崎ほか － 1,728 1,439 1,296 121 218 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.2 91 ↓ 133 ↑ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 1.5 125 ↑ 75 ↓ 各地 解凍 - 1,296 - 100 - -
カレイ 14.4 85 ↓ 94 ↓ 北海道 マ 756 523 432 94 112 -
青森ほか マコ 1,080 824 378 102 127 -
北海道 アカ 756 662 486 119 153 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 432 216 150 80 -
ハマチ 9.8 71 ↓ 80 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,566 1,404 1,296 100 104 5-6kg/尾
塩サケ 22.6 95 ↓ 119 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 1,026 972 100 115 -
タラ類 6.5 74 ↓ 81 ↓ 岩手ほか 生 - - - - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,620 - 1,404 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 41.8 92 ↓ 76 ↓ 鹿児島 － 3,456 616 324 76 124 1.5-5kg/尾
キンメダイ 11.4 123 ↑ 104 ↑ 東京ほか － 5,076 2,117 1,080 105 126 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１０日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ３２％の減少。
　５日（金）、連休明けの取引、買い気はまずまず。スルメが１割続伸し、ブリは堅調、メジは下落、カツオは軟調、イワシは小甘い、アジはまちまち、サバは小動き。相場全体では小動き。６日（土）、休市前の取引、前荷薄もあり買い気良く、おおむね順調な荷動き。アジが２割上伸、ブリは強保合、カツオ、サバ、イワシはともに底堅く、スルメは引き続き品薄高。相場全体では小高い。８日（月）、休市明けの取引、雨市で買い気は振るわなかった。イワシが２－４割上伸し、サバは２割上伸、スルメはしっかり、カツオはまちまち、アジは保合、ブリは弱保合。相場全体では堅調。９日（火）、休市前の取引、天候も回復し、買い気は上向き。アジが２－３割上伸、イワシは１－２割続伸、ブリは１－２割上伸、カツオは小動き、サバは保合、スルメとメジはともにできず。相場全体では上伸。１１日（木）、休市明けの取引、入荷は増えたが買い気はまずまず。カツオが２割上伸、スルメとメジは堅調、アジは２－３割反落、サバは１－３割下落、イワシは１－２割反落。相場全体ではまちまち。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が新潟主体に入荷。数量は前週に比べ６２％減少し、価格は中型が３．５割弱高、中小型が３割弱安。サバは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ４２％減少し、価格は１．５割強高。イワシは石川主体に入荷。数量は前週に比べ５１％減少し、価格はほぼ変わらず。スルメイカは長崎と富山主体に入荷。数量は前週に比べ４８％減少し、価格は２割強高。カツオは鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べ８％減少し、価格は２．５割弱安。