水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2023年6月1週 (6月2日～6月8日） 前年同期 (6月3日～6月9日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,019 526 246 248
　前　　　 週 　　　比 （％） 88 90 77 95
　前　年　同　期　比 （％） 88 88 123 69


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 42.9 94 ↓ 91 ↓ 各地 生 13,500 3,939 2,160 84 107 -
海外 生 14,580 6,318 3,240 131 166 -
メバチ 50.1 92 ↓ 136 ↑ 各地* 冷凍 2,808 1,108 864 99 85 -
アジ 36.4 72 ↓ 72 ↓ 石川 中 1,512 842 324 128 126 180-200g/尾
島根 中小 864 513 259 97 112 90-110g/尾
サバ 25.2 96 ↓ 93 ↓ 宮城 － 1,026 454 216 128 136 7-10入/5kg
イワシ 28.3 94 ↓ 110 ↑ 宮城ほか － 864 410 270 122 124 100-110g/尾
スルメイカ 5.7 66 ↓ 34 ↓ 石川ほか － 1,944 1,175 900 85 172 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.0 143 ↑ 87 ↓ 各地 － 1,080 - 810 - - -
サンマ 0.9 113 ↑ 50 ↓ 各地 解凍 1,296 1,296 756 100 - -
カレイ 13.8 100 97 ↓ 北海道 マ 648 464 324 102 93 -
青森ほか マコ 1,404 540 324 - - -
北海道 アカ 756 554 432 100 105 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 324 216 162 - 40 -
ハマチ 8.7 104 ↑ 123 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,512 1,350 1,188 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 17.8 91 ↓ 106 ↑ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 1,026 972 100 - -
タラ類 6.1 81 ↓ 92 ↓ 岩手ほか 生 - - - - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,620 - 1,404 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 33.2 71 ↓ 51 ↓ 千葉ほか － 3,024 940 324 174 178 2-4kg/尾
キンメダイ 8.8 77 ↓ 89 ↓ 東京ほか － 5,076 1,685 1,080 101 101 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は７日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１０％の減少。
　２日（金）、週末の取引、天候の悪化で買い気は低調。サバが３－５割上伸し、アジは２－３割反発、メジはしっかり、ブリは続軟調、イワシは小甘い、スルメはまちまち、カツオは小動き。相場全体では堅調。３日（土）、休市前の取引、雨市で買い気は弱かった。カツオが２－５割、メジは２－３割ともに上伸、ブリは小高く、アジとスルメはともに堅調、サバは弱保合、イワシは保合。相場全体では続堅調。５日（月）、休市明けの取引、買い気は順調。イワシが３割、スルメは１－２割ともに上伸、メジは小幅ながら続伸、カツオは低調、サバは２－３割下落、アジは小安い、ブリは保合。相場全体ではまちまち。６日（火）、休市前の取引、買い気は幾分弱まった。イワシが小幅ながら続伸、メジはおおむね続伸、サバは堅調、スルメはしっかり、カツオは１－２割下落、アジは小動き、ブリは保合った。相場全体では小高い。８日（木）、休市明けの取引、荷動きは幾分上向き。アジが１－２割上伸、ブリは堅調、スルメは強保合、カツオは２－３割続落、メジは２割反落、サバは１－２割下落、イワシは小動き。相場全体ではまちまち。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が石川、中小型が島根主体に入荷。数量は前週に比べ２８％減少し、価格は中型が３割弱高、中小型がわずかに下落。サバは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ４％減少し、価格は３割弱高。イワシは宮城と千葉主体に入荷。数量は前週に比べ６％減少し、価格は２割強高。スルメイカは石川と富山主体に入荷。数量は前週に比べ３４％減少し、価格は１．５割安。カツオは千葉と宮城主体に入荷。数量は前週に比べ２９％減少し、価格は約１．７倍に上昇。