青  果  物  の  週  間  市  況

2005 年 4 月 第 4 週        ( 4月22日〜 4月28日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 429 82 98 せり   千葉 10 1,365 - - - -
相対   千葉 10 1,365 840 210 77 118
かぶ 85 104 101 せり   千葉 1 179 - - - -
相対   千葉 1 179 124 53 99 126
にんじん 328 86 99 相対   徳島 10 2,730 1,855 630 84 102
たけのこ 66 63 122 せり   福岡 10 3,150 - - - -
相対   福岡 10 3,150 2,363 1,575 103 -
キャベツ 724 96 106 せり   神奈川 10 1,575 - - - -
相対   神奈川 10 1,575 980 525 77 156
レタス 264 85 99 せり   茨城 10 2,625 - - - -
相対   茨城 10 2,625 1,680 630 104 123
はくさい 274 84 106 相対   茨城 15 1,365 753 420 90 128
こまつな 37 91 107 せり   埼玉 0.5 137 - - - -
相対   埼玉 0.5 137 103 21 88 86
ほうれんそう 58 83 96 せり   埼玉 0.25 158 - - - -
相対   埼玉 0.25 158 130 63 121 119
ねぎ 173 89 105 せり   千葉 5 2,520 - - - -
相対   千葉 5 2,520 1,365 315 89 110
ふき 40 108 120 相対   愛知 4 1,680 1,033 525 89 140
うど 5 78 65 せり   茨城 4 - - - - -
相対   茨城 4 3,465 2,625 1,050 152 198
セルリー 36 81 87 せり   静岡 10 3,990 - - - -
相対   静岡 10 3,990 2,870 840 118 159
きゅうり 298 93 93 相対   埼玉 5 1,575 1,103 315 107 135
かぼちゃ 119 92 118 相対   ニュージーランド 10 1,575 1,050 840 83 82
なす 174 84 80 せり   高知 5 1,890 - - - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 1,890 1,540 1,050 95 147
トマト 279 83 79 相対   栃木 4 1,680 1,278 525 101 141
ピーマン 109 97 97 せり   茨城 0.15 84 - - - -
相対   茨城 0.15 84 69 47 91 129
そらまめ 69 101 78 相対   鹿児島 4 2,625 1,453 735 95 99
じゃがいも 286 80 73 相対   鹿児島 10 3,465 1,864 735 86 150
さつまいも 77 85 120 相対   千葉 5 2,100 805 158 104 104
たまねぎ 569 92 99 相対   佐賀 20 2,940 2,153 1,050 - -
なましいたけ 30 84 102 相対   中国 5 1,575 840 525 100 68
相対   岩手 0.1 189 116 32 125 112
総入荷量 5,516 89 97  


概況
概 況 (開市日数  今週6日・前週5日・前年5日)
 今週の1日の平均入荷量は、5,516トンで、前週比は11%減、前年同期比は3%減となりました。
 東北地方や高冷産地の雪解けが平年より2週間遅く、農作業も当然に遅れるためトータルの供給が減ってしまい、市況は全般に前年とは逆のパターンを辿る高値誘導型の相場展開となりました。4月も後半になり、益々日長で関東産の露地野菜の入荷が増えるため、価格は除々に軟調推移していくものと思われます。一方、果菜類は、前年の長雨による定植遅れや年明け以降の厳冬推移等による少なめ入荷から、強めの価格推移となっています。
 品目別に見ると、「だいこん」は千葉県産の遅れから前年を上回る強めの推移となっています。「にんじん」は徳島県産の遅れから高値が続きましたが、ようやく入荷が増えてやや軟調推移となりました。「たけのこ」はようやく買い易い価格になってきましたが、遅れて不作気味なため価格は前年を上回った推移となっています。「キャベツ」は主力の千葉県産が日々増え、また神奈川県三浦産がピークとなっていることから、価格はほぼ前年並みとなり、買い易い価格になるものと思われます。「ねぎ」は4月前半は平年を下回って推移しましたが、後半はやや強めに推移するでしょう。「きゅうり」は低温に弱いワックス系の品種を各産地が採用しているため、天候によって豊凶の差がはっきり出て、価格の乱高下が激しくなっています。「ピーマン」は主力産地が寒波で遅れ、依然高値が続いています。「じゃがいも」「たまねぎ」は不作から高値推移となっています。