青　　果　　物　　の　　週　　間　　市　　況

　２００５ 年 　５　月　第 ４　週　　　　　　　　（　５月２０日〜　５月２６日　）

東京都中央卸売市場
大田市場業務課（３７９０）６５２５〜６
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量		 前週比 前年
同期比		 取引 品種 産地 単位
Kg		 価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 385 93 104 せり 　 千葉 10 1,365 - - - -
相対 　 千葉 10 1,365 840 158 120 103
かぶ 78 93 97 せり 　 千葉 1 137 - - - -
相対 　 千葉 1 137 102 53 104 107
にんじん 332 91 92 せり 　 徳島 10 - - - - -
相対 　 徳島 10 1,680 1,208 525 89 106
キャベツ 647 112 103 せり 　 千葉 10 1,260 - - - -
相対 　 千葉 10 1,260 966 525 96 128
レタス 289 113 106 せり 　 茨城 10 1,575 - - - -
相対 　 茨城 10 1,575 1,092 315 97 111
はくさい 228 93 90 相対 　 茨城 15 1,050 693 420 93 100
こまつな 32 91 129 せり 　 埼玉 0.5 158 - - - -
相対 　 埼玉 0.5 189 116 32 129 39
ほうれんそう 61 113 94 せり 　 群馬 0.2 137 - - - -
相対 　 群馬 0.2 137 91 21 89 62
ねぎ 170 96 98 せり 　 千葉 5 2,310 - - - -
相対 　 千葉 5 2,310 1,391 315 86 91
ふき 12 49 109 相対 　 群馬 4 1,050 788 525 102 117
セルリー 37 108 109 せり 　 長野 10 3,990 - - - -
相対 　 長野 10 3,990 2,940 1,575 72 88
アスパラガス 40 139 103 相対 　 福島 0.15 210 133 63 79 102
きゅうり 403 147 154 相対 　 埼玉 5 1,260 672 158 70 33
かぼちゃ 143 107 148 相対 　 ニュージーランド 10 1,575 1,239 840 98 43
なす（ながなす含む） 209 116 116 相対 　 高知 5 1,680 1,281 945 98 70
トマト 395 129 87 相対 　 栃木 4 1,365 1,050 420 103 185
ピーマン 116 110 105 相対 　 茨城 0.15 63 48 21 104 103
さやえんどう 26 138 116 相対 　 福島 2 2,625 1,785 525 76 139
ピース 4 48 110 相対 　 福岡 4 3,675 2,573 1,050 144 126
そらまめ 66 92 90 相対 　 千葉 4 2,310 1,638 630 100 111
じゃがいも 420 88 102 相対 　 長崎 10 2,100 1,680 840 84 103
たまねぎ 559 84 106 相対 　 佐賀 20 2,100 1,838 1,050 94 93
なましいたけ 27 103 101 相対 　 中国 5 1,890 1,400 840 107 103
相対 　 岩手 0.1 210 82 21 78 69
総入荷量 5,788 103 103 　


概況
概　況 （開市日数　　今週５日・前週６日・前年５日）
　今週の１日の平均入荷量は、５，７８８トンで、前週比は３％増、前年同期比も３％増となりました。
　東京周辺だけでなく全国的に晴れの日が続いています。また、昼夜の寒暖の差も依然大きいことから、生産者の方はハウスの温度管理に細心の注意を払わなければならない状況が続いています。入荷状況は、好天続きから果菜類中心に遅れが回復したため、総じて順調な入荷となりました。価格は、ゴールデンウイーク後の需要の減少もあり『２０日悩み』といった状況で、軟調推移となりました。今後さらに好天が続きますと、干ばつ傾向による入荷の伸び悩みが心配となります。
　品目別に見ると、「だいこん」は千葉県産の『小ぶり』と東北産の遅れから、やや上げに転じるものと思われます。「にんじん」は主力の埼玉県産が不作であるため、徳島県産の切り上がり状況によっては高値に転じるでしょう。「キャベツ」は堅調推移となりました。今後は千葉県産が主力になりますが、群馬県産が遅れているため大きな下げはなくしっかりした展開が見込まれます。「レタス」は平野の茨城県産等が量的に多いため軟調推移となりました。今後は高原物が干ばつにより不作であるため、価格は上げに転じてきます。「かぼちゃ」は国内産主力に切り替わり品質が向上、価格は上げに転じます。「とまと」は日照量豊富で生育良好から、当面は入荷が増えてさらに下げるものと思われます。「うめ」「らっきょう」は５月末から主力産地の入荷となりますが、不作から価格はやや高めと予想されます。