青  果  物  の  週  間  市  況

2005 年 8 月  第 1 週        ( 7月29日〜 8月4日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課(3790)6525〜6
入荷量は全市場、価格は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 409 101 94 せり   北海道 10 1,155 - - - -
相対   北海道 10 1,155 788 315 85 113
かぶ 35 100 103 相対   千葉 1 137 95 42 - 100
にんじん 266 120 105 相対   北海道 10 2,100 1,428 525 - 129
キャベツ 583 95 94 せり   群馬 10 840 - - - -
相対   群馬 10 840 490 158 78 76
レタス 291 101 95 せり   長野 10 1,575 - - - -
相対   長野 10 1,575 700 210 72 78
はくさい 209 87 102 せり   長野 15 1,365 - - - -
相対   長野 15 1,365 840 420 103 86
こまつな 28 95 102 せり   埼玉 0.5 210 - - - -
相対   埼玉 0.5 210 97 32 71 80
ほうれんそう 42 92 114 せり   岩手 0.17 147 - - - -
相対   岩手 0.17 147 93 53 85 70
ねぎ 154 97 96 せり   茨城 5 1,785 - - - -
相対   茨城 5 1,785 1,189 315 96 91
きゅうり 378 108 110 せり   福島 5 1,260 - - - -
相対   福島 5 1,260 753 420 78 86
かぼちゃ 138 119 89 相対   北海道 10 2,625 - - - -
なす 199 96 79 せり   栃木 5 1,680 - - - -
(ながなす含む) - - - 相対   栃木 5 1,680 875 210 85 122
トマト 380 93 86 せり   青森 4 1,155 - - - -
相対   青森 4 1,155 700 315 68 102
ピーマン 92 111 101 せり   岩手 0.15 84 - - - -
相対   岩手 0.15 84 53 32 - 229
とうもろこし 133 106 88 相対   岩手 5 1,365 1,050 735 - 121
いんげん 37 100 133 相対   福島 2 1,260 753 210 61 70
えだまめ 98 102 110 相対   群馬 0.25 294 128 42 80 65
じゃがいも 179 86 95 相対   北海道 10 - - - - -
さつまいも 52 92 94 相対   千葉 5 - - - - -
さといも 19 96 91 相対   千葉 4 2,415 1,715 630 - 128
たまねぎ 448 105 111 相対   兵庫 20 2,100 - - - -
なましいたけ 20 93 108 相対   岩手 0.1 210 48 11 90 99
相対   中国 5 2,415 1,596 1,365 100 -
総入荷量 5,127 99 98  


概況
概 況 (開市日数  今週6日・前週5日・前年6日)
 今週の1日の平均入荷量は、5,127トンで、前週比は1%減、前年同期比は2%減となりました。
 入荷状況は、全般に生育順調の中で高原物が豊作となっており、低温干ばつで遅れていた東北・北海道産の遅れは解消に向い、さらに心配された台風7号の被害もなかったことから潤沢な出回りとなりました。価格は、猛暑や夏休みに入っての東京の人口減少など需要が停滞する材料多く、市場内の荷動きは悪く、安値低迷が続いています。特に価格が伸び悩んでいる果菜類については、東北産の「きゅうり」を始め、年間で最も入荷が多い時期を迎えていることから、いたし方ないところとの見方もしております。
 品目別に見ると、「だいこん」は北海道産中心で肥大良く、潤沢入荷となっています。平年を下回った価格が続くものと予想されます。「にんじん」は北海道産の遅れから7月より高値が続いていましたが、8月に入り遅れが回復し価格も下がってきました。「キャベツ」は群馬県産の小玉傾向が解消され、北海道・東北産も順調で全国的な豊作となっています。旧盆前まで低迷が続くものと思われます。「レタス」は生育順調で引き続き安値推移。「ねぎ」は関東産のピーク続く中で東北産も始まり、前半は前年を若干下回ると予想されます。「きゅうり」は露地物がピークを迎え安値が続いていますが、今後は高温での成り疲れが予想されるため、現状の価格が底値かと思われます。「ピーマン」は東北産の遅れから平年を上回る価格が続いています。