青  果  物  の  週  間  市  況

2005 年 12 月  第 2 週        ( 12月2日〜 12月8日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 502 96 96 せり   千葉 10 840 - - - -
相対   千葉 10 840 455 210 96 68
かぶ 87 100 147 相対   千葉 1 137 103 37 96 66
にんじん 317 103 101 相対   千葉 10 1,785 928 315 90 59
ごぼう 60 114 89 相対   青森 10 2,100 - - - -
れんこん 33 87 89 相対   茨城 4 1,365 1,138 525 97 95
キャベツ 438 93 93 せり   千葉 10 1,155 - - - -
相対   千葉 10 1,155 788 420 94 53
レタス 261 107 127 せり   香川 10 2,310 - - - -
相対   香川 10 2,310 1,243 420 87 37
はくさい 487 98 90 せり   茨城 15 1,050 - - - -
相対   茨城 15 1,050 630 210 113 77
こまつな 27 86 64 せり   埼玉 0.5 158 - - - -
相対   埼玉 0.5 158 93 32 104 84
ほうれんそう 78 96 110 せり   群馬 0.2 137 - - - -
相対   群馬 0.2 137 81 42 75 68
ねぎ 218 90 88 せり   千葉 5 1,890 - - - -
相対   千葉 5 1,890 1,339 315 113 73
しゅんぎく 26 89 101 相対   千葉 0.2 126 58 21 94 81
セルリー 32 111 95 相対   静岡 10 2,940 1,628 525 - 78
ブロッコリー 74 83 67 相対   埼玉 4 1,785 1,243 420 97 108
きゅうり 186 88 70 せり   宮崎 5 2,100 - - - -
相対   宮崎 5 2,100 1,593 840 106 118
かぼちゃ 107 102 113 相対   トンガ 10 1,365 1,103 893 105 70
なす 76 87 82 せり   高知 5 2,625 - - - -
相対   高知 5 2,625 2,223 1,890 96 107
トマト 178 103 92 せり   熊本 4 2,415 - - - -
相対   熊本 4 2,415 1,733 840 97 74
ピーマン 71 91 81 せり   茨城 0.15 53 - - - -
相対   茨城 0.15 53 35 16 88 60
じゃがいも 244 90 90 相対   北海道 10 1,680 1,155 735 105 110
さつまいも 114 96 80 相対   千葉 5 1,365 648 210 103 93
さといも 63 108 84 相対   埼玉 10 4,200 - 630 - -
たまねぎ 384 93 93 相対   北海道 20 2,415 1,943 735 100 111
なましいたけ 37 91 67 相対   岩手 0.1 210 125 32 103 141
相対   中国 5 2,100 1,733 1,575 121 -
総入荷量 4,923 97 92  


概況
概 況 (開市日数  今週6日・前週6日・前年5日)
 今週の1日の平均入荷量は、4,923トンで、前週比は3%減、前年同期比は8%減となりました。
 日本列島は冬型の気圧配置が続き、強い寒気の流れ込みの影響から12月上旬にしては厳しい寒さとなっています。このことから、関東産の重量野菜の価格が締まり気味となっていますが、西南暖地産果菜類も遠からず影響が出てくるものと予想されます。今後は、広範囲に及ぶ降雪が心配されるところです。入荷状況は、冷え込みによる生育の停滞からやや少なめの入荷となりました。価格は、潤沢傾向に変わりないものの気温低下により全般にやや強気配となっています。
 品目別に見ると、「だいこん」は千葉県産の内陸産地が早めに切り上がり銚子産が主力となります。神奈川県産は中旬に入って本格化。「にんじん」は生育順調で入荷多く価格は平年を下回っています。「キャベツ」「ほうれんそう」はほぼ生育順調で入荷・価格ともに平年並。「はくさい」は冷え込みから鍋需要強まり平年並価格になってきました。「きゅうり」は上旬が冬作のピークと予想されましたが、強い寒気の影響で少なめとなっています。中旬も若干高めの推移が見込まれます。「なす」は高知県産中心で生育抑制されるため平年を上回った価格となるでしょう。「トマト」は上旬後半より熊本・愛知県産の出荷が抑えられたため価格を上げてきました。「ピーマン」は低温の影響から遅れがち。「じゃがいも」は平年より若干安。「さといも」は銘柄品が増えてきました。「たまねぎ」は平年より高め。