青　　果　　物　　の　　週　　間　　市　　況

２００６ 年 　３　月　第　１　週　　　　　　　　（　２月２４日〜　３月２日　）

東京都中央卸売市場
大田市場業務課（５７９０）６５２５〜６
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量		 前週比 前年
同期比		 取引 品種 産地 単位
Kg		 価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 521 102 101 せり 　 神奈川 10 1,680 - - - -
相対 　 神奈川 10 1,680 1,260 525 122 131
かぶ 75 97 104 相対 　 千葉 1 179 128 42 93 108
にんじん 256 81 90 相対 　 千葉 10 2,100 1,488 420 101 75
ごぼう 36 87 104 相対 　 茨城 4 1,470 - - - -
キャベツ 591 92 118 せり 　 愛知 10 1,050 - - - -
相対 　 愛知 10 1,050 700 420 79 56
レタス 298 93 118 せり 　 茨城 10 1,890 - - - -
相対 　 茨城 10 1,890 - 1,575 - -
はくさい 424 80 93 せり 　 茨城 15 1,050 - - - -
相対 　 茨城 15 1,050 665 315 96 78
こまつな 38 103 112 せり 　 埼玉 0.5 137 - - - -
相対 　 埼玉 0.5 137 56 11 56 40
ほうれんそう 105 93 126 せり 　 埼玉 0.25 137 - - - -
相対 　 埼玉 0.25 137 74 42 78 76
ねぎ 168 91 85 せり 　 千葉 5 2,730 - - - -
相対 　 千葉 5 2,730 1,750 525 107 122
セルリー 35 83 99 相対 　 静岡 10 3,990 2,541 1,050 103 108
ブロッコリー 128 90 256 相対 　 愛知 5 1,365 718 315 74 39
なのはな 35 - 130 相対 　 千葉 0.2 263 - 137 - -
きゅうり 165 72 78 せり 　 埼玉 5 3,675 - - - -
相対 　 埼玉 5 3,675 3,465 1,365 - 153
かぼちゃ 114 - 91 相対 　 ﾆｭｰｼﾞﾗﾝド 10 1,680 - - - -
なす 102 90 95 せり 　 高知 5 2,835 - - - -
(ながなす含む） - - - 相対 　 高知 5 2,625 2,312 1,890 114 91
トマト 205 82 92 せり 　 熊本 4 1,785 - - - -
相対 　 熊本 4 1,785 1,190 525 99 91
ピーマン 54 78 88 せり 　 茨城 0.15 126 - - - -
相対 　 茨城 0.15 137 111 63 99 84
じゃがいも 283 81 91 相対 　 北海道 10 1,575 1,225 1,155 97 121
さつまいも 105 86 96 相対 　 千葉 5 1,575 875 315 102 114
さといも 35 89 76 相対 　 埼玉 10 5,775 3,255 525 - -
たまねぎ 367 93 100 相対 　 北海道 20 2,520 2,226 1,680 102 83
なましいたけ 36 83 87 相対 　 岩手 0.1 189 91 32 96 87
相対 　 中国 5 1,785 1,330 1,050 99 103
総入荷量 5,055 89 99 　


概況
概　況 （開市日数　　今週６日・前週５日・前年６日）
　今週の１日の平均入荷量は、５，０５５トンで、前週比は１１％減、前年同期比は１％減となりました。
　全国的に天候は寒暖の差の大きい周期的な変化をしています。晴れの日よりも曇りや雨の日が多く続いていることは、全ての野菜にとって好条件とは言えません。１月に定植した春物の遅れが心配されるところです。入荷状況は、寒さのもどりによる生育の停滞が伺え全般に少なめの入荷となっています。価格は、品薄感から堅調な品目あり、潤沢傾向から軟調な品目ありのまちまちな相場展開となりました。
　品目別に見ると、「だいこん」は中心産地の神奈川県三浦産や千葉県銚子産がそれ程順調でなく高値が続いています。「にんじん」は中心となる千葉県産が漸減傾向。「キャベツ」は引き続き順調入荷から安値横ばい。「レタス」は関東産が徐々に増えてきました。「はくさい」は各産地とも品質良好。「こまつな」「ほうれんそう」は安定した入荷で続落。「ねぎ」は主力の千葉・埼玉県産が少なめ入荷。「ブロッコリー」は依然潤沢入荷で軟調。現状作型に低温遅れ分が重なり大量入荷となっています。「きゅうり」は入荷少なく堅調維持。関東産が本格化するまで高値が続くものと思われます。「なす」は長なすの不作が続いています。「トマト」は安値低迷。「ピーマン」は不作気味から３月いっぱい高めの推移が見込まれます。気温の上昇に期待。「じゃがいも」「たまねぎ」は引き続き平年より高め。豆科野菜は入荷減の価格高。