青  果  物  の  週  間  市  況

2008 年 12 月  第 3 週        ( 12月日12〜 12月18日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 455 84 86 せり   千葉 10 1,155 761 315 104 -
相対   千葉 10 1,155 714 315 85 113
かぶ 99 92 109 相対   千葉 1 137 95 42 100 100
にんじん 334 94 85 相対   千葉 10 1,680 1,008 210 101 117
ごぼう 62 107 92 相対   青森 10 2,625 - - - -
れんこん 47 104 126 相対   茨城 4 1,680 1,208 525 103 79
キャベツ 488 101 95 せり   愛知 10 1,470 1,103 420 85 -
相対   愛知 10 1,470 1,050 420 82 139
レタス 233 105 84 せり   静岡 10 3,465 2,153 1,050 76 -
相対   静岡 10 3,465 2,223 840 79 137
はくさい 523 88 90 せり   茨城 15 1,260 588 420 82 -
相対   茨城 15 1,260 770 420 108 142
こまつな 35 104 102 せり   埼玉 0.5 210 84 32 87 -
相対   埼玉 0.5 210 84 32 87 104
ほうれんそう 73 96 95 せり   群馬 0.2 137 - - - -
相対   群馬 0.2 137 105 74 136 106
ねぎ 243 85 105 せり   千葉 5 1,890 630 210 88 -
相対   千葉 5 1,890 875 315 102 58
しゅんぎく 24 103 100 相対   千葉 0.15 116 53 42 - 96
セルリー 41 119 105 相対   静岡 10 2,310 1,663 525 98 74
ブロッコリー 119 98 115 相対   埼玉 4 1,575 980 420 93 78
きゅうり 183 82 95 せり   宮崎 5 2,625 2,226 1,890 95 -
相対   宮崎 5 2,625 2,100 1,680 101 100
かぼちゃ 186 113 112 相対   メキシコ 10 1,890 1,400 1,050 93 62
なす 81 86 99 せり   高知 5 2,415 - 1,890 - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,415 2,083 1,680 97 94
トマト 183 90 104 せり   熊本 4 1,785 1,225 630 86 -
相対   熊本 4 1,785 1,260 630 82 80
ピーマン 74 98 97 せり   茨城 0.15 105 55 21 69 -
相対   茨城 0.15 105 67 26 96 131
じゃがいも 344 86 102 相対   北海道 10 1,575 - - - -
さつまいも 144 87 100 相対   千葉 5 1,575 - - - -
さといも 72 123 80 相対   埼玉 10 4,200 1,470 1,050 82 -
たまねぎ 442 89 106 相対   北海道 20 1,890 - 1,680 - -
なましいたけ 34 91 94 相対   岩手 0.1 210 137 74 100 93
相対   中国 5 1,890 - 158 - -
総入荷量 5,553 94 97  


概況
概 況 (開市日数  今週6日・前週5日・前年6日)
 今週の1日の平均入荷量は、5,553トンで前週比は6%減、前年同期比は3%減となりました。
今週の入荷状況は、晴天が続いて適度に降雨もあって、各産地からの情報は総じて順調である。12月中旬としてはやや気温が高く、アブラナ科の大根やキャベツの生育は進むと思われる。この高温が別の野菜にとっては病気を招き易くなって年明けに影響が出よう。果采類は西日本の産地が10・11月の天候不順で作柄は良くない。さらに、寒波が西日本から入る等、予想よりも気温が低いことが病気の発生となって現れよう。12月15日の週の後半にはやや悩み傾向で、高値疲れも出てきていると思われるが、ある意味下げのタイミングを逸した思われ、このまま突っ走って、28日の最終週にドボンと下げるか、セリ人が神経を使うところである。22日の週はイモ類の出荷はここでおわるため、価格は上昇して終わると予想される。ある意味小振りでも無理して出荷する流れもあり、年始から年明けにかけて遅れた分と、計画の分が重なって多くなることはない予想され、基本的にしっかり推移しよう。
 品目別に見ると、「だいこん」は神奈川県産が本格化だが全体で少ない入荷で、価格は弱保合で推移。「キャベツ」は各産地とも生育遅れ分が増え、全体で順調な入荷。価格は弱含みで推移。「ねぎ」は主力産地が豊作だが全体で少ない入荷で価格は軟調。病気の発生も懸念され、この安値が長く続かないと思われる。「きゅうり」は天候の安定でやや価格は下げて11日から18日ころまでは価格は平年並みにだが、その後は寒波で少なめ。「トマト」は昨年は不作のため高値で推移した。今年は昨年のような不作はなく、20日前後まで安くなって平年を下回った。しかし、下旬には出荷の山が終わってやや上向きに転じ、平年を上回ろう。