青  果  物  の  週  間  市  況

 2009 年  1 月 第 1 週        (1月05日〜1月08日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 680 109 82 せり   神奈川 10 945 604 210 - -
相対   神奈川 10 945 656 210 - 109
かぶ 84 74 80 相対   千葉 1 189 116 53 122 100
にんじん 248 54 67 せり   千葉 10 1,890 945 315 - -
相対   千葉 10 1,890 1,181 210 113 115
ごぼう 32 31 71 相対   青森 10 3,780 - - - -
キャベツ 590 104 84 せり   愛知 10 1,575 1,181 840 117 -
相対   愛知 10 1,575 1,155 525 117 163
レタス 290 93 49 せり   静岡 10 4,200 3,019 1,575 120 -
相対   静岡 10 4,200 3,071 840 122 254
はくさい 587 88 81 相対   茨城 15 1,260 709 315 99 117
こまつな 43 104 87 せり   埼玉 0.5 189 90 32 112 -
相対   埼玉 0.5 189 90 32 112 126
ほうれんそう 76 87 73 せり   埼玉 0.25 210 - - - -
相対   埼玉 0.25 210 - 74 - -
ねぎ 240 83 81 せり   千葉 5 2,625 919 210 146 -
相対   千葉 5 2,625 1,260 525 154 80
しゅんぎく 28 115 76 相対   千葉 0.15 158 74 63 - -
セルリー 41 89 87 相対   静岡 10 2,940 2,205 1,050 125 106
ブロッコリー 102 81 67 相対   愛知 5 1,890 1,260 630 - 120
きゅうり 314 135 98 せり   宮崎 5 2,415 1,610 1,365 72 -
相対   宮崎 5 2,415 1,610 1,050 70 73
なす 116 128 72 せり   高知 5 2,310 - 1,785 - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,310 1,785 1,575 88 94
トマト 256 116 64 せり   熊本 4 1,890 1,330 1,050 113 -
相対   熊本 4 1,890 1,444 630 117 196
ピーマン 75 94 80 相対   宮崎 0.13 95 69 47 - -
さやえんどう 10 - 59 相対   愛知 2 4,410 2,450 1,050 - 109
相対   中国 2 840 - 525 - -
じゃがいも 269 78 73 相対   北海道 10 1,575 1,260 1,155 96 -
さつまいも 97 48 80 相対   千葉 5 1,575 788 315 188 97
さといも 29 21 83 相対   埼玉 10 4,200 2,179 315 90 69
たまねぎ 368 74 113 相対   北海道 20 1,890 1,680 1,470 114 -
なましいたけ 46 118 85 相対   岩手 0.1 242 158 74 115 106
相対   中国 5 1,890 1,400 525 95 103
総入荷量 5,749 86 79  


概況
概 況 (開市日数  今週4日・前週5日・前年4日)
 今週の1日の平均入荷量は、5,749トンで前週比は14%減、前年同期比は21%減となりました。
年明けの販売は、白菜がやや安い他は総じて年末の価格と同じレベルの平年並みかやや高い価格で販売が始まった。年末の29日・30日・31日になってようやく動き始めた。昨年のようなリセッションはなかった。また、レタスが少なく昨年を大幅に上回る価格となって全体を引っ張った。1月8日になって大根の下げが本格化し、果菜類が低迷してきた。上旬は学校給食等の業務からの注文が少なく、今一歩盛り上がりに欠ける。昨年は12月・1月はやや温暖で、潤沢で市場価格はやや安めに推移した。
 品目別に見ると、「だいこん」は神奈川県産(三浦)が本格化し、千葉県産も多く、1月いっぱいは平年並みかやや安い水準で推移。「にんじん」は千葉県が依然と少なく、平年を上回る価格で推移。「キャベツ」は愛知県が小振りで量的に伸びない。価格は低迷した昨年を上回っているが平年並みかやや高い水準で推移。「レタス」は依然として香川・兵庫県の回復が遅れているが、寒波が西から入ってくるため冷え込みがきつく、肥大も悪い。雨の影響もある。味は良好で、270円位で販売されているが、それに見合った味だと思われる。「はくさい」は平年を若干上回る価格で推移。「ねぎ」は休市明け少ない入荷で荷動きが鈍いが堅調な価格で推移。「きゅうり」は年明けの安値は折込済み。中旬後半から再び平年を上回価格で推移。「なす」は主力の高知県が少なめで価格は昨年を上回った。
「トマト」年明けは入荷量が少なめだが、それでも価格は高くない。主力の熊本県は不作気味。中旬から価格は上向く。「ピーマン」は主力の宮崎県は不作気味と予想され、中旬には平年並みまで上昇気味に推移。「じゃがいも」は全道レベルで残量も多く、引き続き平年を下回る価格で推移。「たまねぎ」は年明けも引き続き小振りで、平年を若干下回る展開になった。中旬にかけて静岡県のサラダたまねぎ等が増えてやや上向いて、平年並みまで回復。