青  果  物  の  週  間  市  況

 2009 年  1 月 第 4 週        (1月23日〜1月29日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 569 94 113 せり   神奈川 10 1,155 840 315 114 155
相対   神奈川 10 1,155 777 210 106 139
かぶ 77 100 113 相対   千葉 1 168 119 53 103 100
にんじん 303 82 101 せり   千葉 10 1,785 1,365 735 - -
相対   千葉 10 1,785 1,134 315 98 114
ごぼう 44 106 113 相対   青森 10 - - - - -
キャベツ 654 107 120 せり   愛知 10 1,890 1,281 630 88 183
相対   愛知 10 1,890 1,239 630 94 173
レタス 273 111 113 せり   静岡 10 3,675 2,772 1,575 102 172
相対   静岡 10 3,675 2,856 840 110 168
はくさい 631 110 112 相対   茨城 15 1,260 777 315 106 139
こまつな 35 103 117 せり   埼玉 0.5 294 122 74 87 127
相対   埼玉 0.5 294 122 74 87 127
ほうれんそう 83 108 124 せり   埼玉 0.25 168 - - - -
相対   埼玉 0.25 168 116 84 105 93
ねぎ 240 88 110 せり   千葉 5 2,100 987 210 142 91
相対   千葉 5 2,100 945 315 102 72
しゅんぎく 23 115 120 相対   千葉 0.15 158 77 63 74 80
セルリー 40 103 112 相対   静岡 10 2,835 2,142 1,365 102 113
ブロッコリー 83 123 90 相対   愛知 5 2,835 1,785 945 78 124
きゅうり 212 89 137 せり   宮崎 5 2,940 2,121 525 115 63
相対   宮崎 5 2,940 2,016 1,365 113 60
なす 79 98 134 せり   高知 5 3,150 2,835 2,520 - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 3,150 2,765 2,415 107 74
トマト 189 96 110 せり   熊本 4 1,680 1,239 525 89 109
相対   熊本 4 1,680 1,281 735 95 102
ピーマン 62 91 151 相対   宮崎 0.13 126 111 95 111 -
さやえんどう 10 116 113 相対   愛知 2 3,150 2,415 1,050 103 105
相対   中国 2 - - - - -
じゃがいも 446 102 116 相対   北海道 10 1,680 - - - -
さつまいも 155 90 127 相対   千葉 5 1,575 840 210 114 104
さといも 42 119 131 相対   埼玉 10 4,200 1,890 840 89 60
たまねぎ 548 110 157 相対   北海道 20 1,890 1,575 1,365 - -
なましいたけ 33 106 104 相対   岩手 0.1 231 147 74 100 93
相対   中国 5 1,680 1,470 840 102 105
総入荷量 5,963 101 117  


概況
概 況 (開市日数  今週5日・前週5日・前年6日)
 今週の1日の平均入荷量は、5,963トンで前週比は1%増、前年同期比は17%増となりました。
1月19日の週に、この冬最も厳しい寒波が襲来し、西日本に降雪があるなど供給不足からくる価格の暴騰も心配された。26日の週の初めには全般的な高値となったものの、極端に高値の物はなかった。末端の売れ行きは必ずしも好調でなく、経済状況の悪さからも、高値はその後の反動(売れ行き不振)が怖ろしいところである。今週の入荷状況は、レタスとキャベツは小振りで、量的に伸びないであろう。ある意味小売ではその分安く販売できるため、各店の売り上げは落ちないといった、トータル(小売も生産者も市場も)に助かる状況が続づいている。全般にしっかりした価格で推移。
 品目別に見ると、「だいこん」総じて小振りで持ち帰り易く好都合。引き続き神奈川県(三浦)のピークはあるが、徳島県産の遅れもあって、価格は大きな崩れなく、当面平年並みを維持。「にんじん」徳島県産が遅れる予想もあり、千葉県産は引き続き小振り。価格は平年並かやや強い。「キャベツ」関東産の収穫遅れ分が増量。出回り多い小玉の引き強い。愛知県は干ばつ解消。価格は軟調で推移。「レタス」当面平年を上回る価格で推移。「はくさい」全般に小振りで量的にやや少なめで、平年を若干上回る価格で推移。「ねぎ」全般に順調で入荷潤沢ペース続く。価格は平年を下回る見込み。「きゅうり」恵方巻き需要から2月初めまで高めで、その後の価格は落ち着いてこよう。「なす」天候不順で1月いっぱいは回復が遅れたが、徐々に回復に向かう。価格も平年並みに回復。「トマト」主力の熊本・愛知県産ともに低温などで生育が進まず、S級中心で小玉傾向、平年を上回る価格で推移。「ピーマン」低温・日照不足で品薄で引き続き高値圏で推移。「じゃがいも」北海道産は在庫少なく平年並に回復。九州産が少ないことから価格は平年より高いと予想。「たまねぎ」静岡県産のサラダオニオンが増えて価格は上向いて平年並。