青  果  物  の  週  間  市  況

 2009 年  2 月 第 1 週        ( 1月30日〜 2月5日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課 03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 516 91 104 せり   神奈川 10 1,260 875 525 104 122
相対   神奈川 10 1,260 875 315 113 125
      - - - - - -
かぶ - - - 相対   千葉 1 168 126 53 106 95
にんじん 283 93 111 せり   千葉 10 2,100 - - - -
相対   千葉 10 2,100 1,225 420 108 106
ごぼう 36 81 85 相対   茨城 4 1,470 - 735 - -
キャベツ 592 91 113 せり   愛知 10 1,575 1,050 683 82 139
相対   愛知 10 1,575 980 525 79 136
レタス 273 100 112 せり   静岡 10 3,150 2,048 1,365 74 102
相対   静岡 10 3,150 2,065 840 72 94
はくさい 516 82 105 せり   茨城 15 1,365 777 420 - 153
相対   茨城 15 1,365 858 315 110 158
こまつな 33 94 122 せり   埼玉 0.5 263 116 63 95 108
相対   埼玉 0.5 263 114 63 93 107
ほうれんそう 84 101 128 せり   埼玉 0.25 158 - - - -
相対   埼玉 0.25 158 79 63 68 59
ねぎ 203 85 99 せり   千葉 5 2,100 858 210 87 73
相対   千葉 5 2,100 1,033 263 109 74
しゅんぎく 19 83 112 相対   千葉 0.15 137 74 53 96 81
セルリー 41 102 107 相対   静岡 10 2,940 2,275 1,575 106 120
ブロッコリー 94 113 108 相対   愛知 5 2,310 1,295 630 73 82
きゅうり 184 87 113 せり   千葉 5 2,940 2,240 1,050 106 80
相対   千葉 5 2,940 2,118 1,050 105 75
なす 81 103 123 せり   高知 5 3,150 - - - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 3,150 2,958 2,100 107 91
トマト 193 102 115 せり   熊本 4 1,785 1,155 840 93 92
相対   熊本 4 1,785 1,365 735 107 100
ピーマン 51 82 103 相対   宮崎 0.13 126 116 95 105 -
      - - - - - -
じゃがいも - - - 相対   北海道 10 1,575 - 1,365 - -
      - - - - - -
さつまいも - - - 相対   千葉 5 1,575 1,024 420 122 113
      - - - - - -
さといも - - - 相対   埼玉 10 4,725 2,205 1,050 117 71
      - - - - - -
たまねぎ - - - 相対   北海道 20 1,890 - - - -
なましいたけ 29 88 104 相対   岩手 0.1 231 147 74 100 93
相対   中国 5 1,785 1,575 1,050 107 106
総入荷量 5,290 89 113  


概況
概 況 (開市日数  今週6日・前週5日・前年6日)
 今週の1日の平均入荷量は、5,290トンで前週比は11%減、前年同期比は13%増となりました。
今月に入り一級の寒波は来なくなったが、日中の寒さは相変わらずである。特に西日本の寒波がきつかった影響で今月後半も果菜類は少なめで、本格化は3月に入ってから。キャベツは昨秋の悪い時期の播種物は1月で終わっており出回りも潤沢、今まで高めであったレタスもようやく下げてきている。
新聞紙上では、大手メーカーの大幅赤字やリストラが報道され、デフレが深刻化するとの報道が真っ盛りで大手量販店では、安売り合戦を強める気配もある。青果物も一旦出回り量が増えると、平年並みの価格をあっさり割り込んで、低迷の懸念も間近に迫ると予想される。果菜類の入荷が増えず、トータルでは平年並みを維持すると思われるが、トレンドとしては下げムードが支配的になってくると予想される。
 品目別に見ると、「だいこん」神奈川県は順調で価格は平年並。徳島県産の遅れており本格化まで時間がかかる。価格は現状より若干上げながら平年並みを維持。「にんじん」千葉県は引き続き不作で、徳島県産が本格化するまで価格は落ち着かず、当面は平年を上回る。「キャベツ」愛知県産9割方回復。千葉県産も遅れが回復し増量。愛知県が増えながらの推移で、徐々に価格を下げて平年を下回って推移。「レタス」兵庫県産が本格的に増えてき、平年を下回る価格で推移。「ねぎ」全般に順調で入荷潤沢ペース続く。価格は平年をやや下回るまで回復。「きゅうり」関東は1月の曇天と降雨から少ない入荷。現状の価格は決して安くなく平年を上回る価格で推移。「なす」高知県は遅れを回復して今月初めに増えたが、トータルでは不作で、価格は平年を上回る価格で推移。「トマト」熊本・愛知県産とも順調に入荷。千葉県は促成物が遅れて少なめ。全般に作付が減少していること、小振りで量的に伸びなく、平年を上回る価格で推移。「じゃがいも」北海道産は在庫少なく入荷は大幅減。鹿児島産も寒波で少ない。北海道は小振りの物が多いが、トータルで平年並。「たまねぎ」静岡県産のサラダオニオンが増えて価格は上向いて平年並。