青  果  物  の  週  間  市  況

2009 年 4 月 第 2 週        ( 4月3日〜 4月9日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 431 99 98 せり   千葉 10 1,680 1,239 525 120 152
相対   千葉 10 1,680 1,218 420 120 145
かぶ 60 103 81 相対   千葉 1 179 147 63 105 129
にんじん 304 101 89 相対   徳島 10 2,100 1,470 525 114 64
たけのこ 59 137 123 せり   福岡 4 5,250 - 3,150 - -
相対   福岡 4 5,250 3,780 2,100 - 160
キャベツ 701 121 91 せり   神奈川 10 2,100 1,680 525 100 142
相対   神奈川 10 2,100 1,554 525 93 135
レタス 238 104 92 せり   茨城 10 3,675 2,604 1,260 116 153
相対   茨城 10 3,675 2,604 893 126 148
はくさい 228 93 98 相対   茨城 15 3,150 2,079 840 105 148
こまつな 33 111 110 せり   埼玉 0.5 210 168 158 123 113
相対   埼玉 0.5 210 147 137 109 99
ほうれんそう 50 103 96 せり   埼玉 0.25 273 - - - -
相対   埼玉 0.25 273 133 84 115 91
ねぎ 182 100 101 せり   千葉 5 2,100 777 210 131 44
相対   千葉 5 2,100 945 315 106 51
ふき 23 105 68 相対   愛知 4 1,785 1,134 630 98 113
セルリー 32 88 77 せり   静岡 10 4,200 3,500 3,150 120 143
相対   静岡 10 4,200 3,087 1,680 104 126
きゅうり 298 123 95 せり   埼玉 5 2,415 1,659 735 93 113
相対   埼玉 5 2,415 1,512 630 88 113
かぼちゃ 156 121 100 相対   ニュージーランド 10 1,575 - - - -
なす 129 106 78 せり   高知 5 2,415 1,785 1,680 - 89
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,415 1,890 1,575 99 115
トマト 224 99 84 せり   栃木 4 2,310 1,496 1,260 90 94
相対   栃木 4 2,310 1,701 840 93 101
ピーマン 90 126 87 せり   茨城 0.15 137 103 74 81 122
相対   茨城 0.15 137 95 74 75 113
そらまめ 36 101 68 相対   鹿児島 4 2,835 1,617 840 114 104
じゃがいも 331 87 92 相対   鹿児島 10 2,835 1,890 1,575 - 135
さつまいも 113 102 123 相対   千葉 5 1,575 735 315 88 78
たまねぎ 473 97 89 相対   北海道 20 2,415 1,890 1,680 - 106
なましいたけ 28 111 109 相対   岩手 0.1 210 126 74 100 92
相対   中国 5 1,575 1,085 315 84 103
総入荷量 5,197 103 93  


概況
概 況 (開市日数  今週5日・前週6日・前年5日)
 今週の1日の平均入荷量は、5,197トンで前週比は3%増、前年同期比は7%減となりました。
 3月の菜種梅雨を過ぎて、ようやく気象が安定してきた。予想通り4月の価格はしっかりペースで推移した。今後干ばつ気味のため地温が上がらず、露地物が増えてこないため、4月末頃までは少なくて高い状態が続くことも予想される。今後の雨の降り方が供給の判断の分かれ道。ただ、果菜類は4月いっぱい少なくて高い常態が続こう。4月後半については、思ったほど下げないと予想したい。今週は保合で推移。
 品目別に見ると、「だいこん」現状の千葉産は3月の低温等で必ずしも生育は思った程前に来ず、全般に小振りである。4月2週の降雨がないとすれば13日の週も思った程増えてこず価格は平年を上回る展開が予想される。
「にんじん」徳島産は順調で当面価格は平年を下回る展開が予想されるが、下旬には価格は上向く可能性も。
「キャベツ」主力の愛知県がやや不足気味で全般に出回り少ない。神奈川県がようやく増えてきているが、平年を上回る価格となろう。「レタス」香川県、兵庫県は今後も量的に伸び悩む。主力の茨城県は作柄がやや悪く、急増はない見込みで、現状は平年を上回る価格推移と予想される。「はくさい」茨城県の春白菜のピークになっているが、昨付の減少と作柄悪く入荷は昨年を大幅に下回ると予想される。そのため、当面は平年を上回る価格推移が予想される。「ねぎ」引き続き肥大良好で、前進気味で入荷は多い見込み。田圃の作業に忙しく、今後徐々に減り気味。価格は平年比安い。「きゅうり」3月までの天候不順で全般的な作柄悪い。それでも4月5月は春胡瓜のピークシーズン。徐々に価格を下げてこよう。「なす」きゅうりと同様に3月の天候不順で遅れた。徐々に価格は落ち着いてこよう。「トマト」きゅうりと茄よりも回復は遅れる見込み。当面価格高が続こう。サラダシーズンで引き合い強い。
「ピーマン」天候の回復で茨城県は急回復している。宮崎県は昨付の減少や作柄悪く回復遅れている。今後も平年より高い価格推移。「たまねぎ」新玉葱が本格的に多く、価格は平年を下回る展開。