青  果  物  の  週  間  市  況

2009 年 8 月  第 1 週        ( 7月31日〜 8月6日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、価格は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 311 89 99 せり   北海道 10 1,785 1,103 420 134 125
相対   北海道 10 1,785 1,155 630 132 124
かぶ 35 - - 相対   青森 1 - - - - -
にんじん 238 - 113 相対   北海道 10 2,100 1,706 1,050 - 185
キャベツ 617 97 112 せり   群馬 10 1,050 578 210 110 106
相対   群馬 10 1,050 543 210 103 97
レタス 278 99 110 せり   長野 10 2,835 1,138 420 116 100
相対   長野 10 2,835 1,295 315 140 107
はくさい 187 95 99 せり   長野 15 1,575 928 210 108 118
相対   長野 15 1,575 1,015 315 104 141
こまつな 34 95 131 せり   埼玉 0.5 189 97 11 152 99
相対   埼玉 0.5 189 92 11 137 94
ほうれんそう 45 89 135 せり   栃木 0.2 158 126 105 - -
相対   栃木 0.2 158 - - - -
ねぎ 162 106 100 せり   茨城 5 2,625 1,733 420 90 225
相対   茨城 5 2,625 1,558 630 92 146
きゅうり 270 91 83 せり   福島 5 2,100 1,435 840 100 139
相対   福島 5 2,100 1,488 525 106 144
かぼちゃ 91 - 76 相対   北海道 10 2,940 - - - -
なす 179 102 92 せり   栃木 5 1,890 - - - -
(ながなす含む) - - - 相対   栃木 5 1,890 1,360 735 102 -
トマト 344 113 100 せり   青森 4 1,470 963 630 95 149
相対   青森 4 1,470 1,068 630 86 133
ピーマン 74 - 80 せり   岩手 0.15 74 - 63 - -
相対   岩手 0.15 74 63 44 - 140
とうもろこし 119 - - 相対   北海道 5 - - - - -
いんげん 26 88 98 相対   福島 2 2,100 1,155 525 122 122
えだまめ 70 109 89 相対   群馬 0.25 420 328 189 103 120
じゃがいも 160 - 91 相対   北海道 10 3,675 - - - -
さつまいも 59 119 114 相対   千葉 5 2,100 1,575 840 - -
さといも 13 - 95 相対   千葉 4 2,625 1,827 840 - 101
たまねぎ 335 100 - 相対   佐賀 20 3,465 - - - -
なましいたけ 23 102 125 せり   岩手 0.1 189 116 63 100 92
相対   岩手 0.1 189 116 63 100 92
総入荷量 4,574 99 98  


概況(開市日数  今週6日・前週6日・前年6日)

 今週の1日の平均入荷量は、4,574トンで、前週比では1%減、前年同期比では2%減となった。
8月3日の週になり、各地でようやく平年よりも大幅に遅い梅雨明けが発表された。また台風の影響もあり、野菜は長雨と低温のため生育が遅れ高値で推移している。今週は強保合で推移している。
品目別に見ると、「だいこん」前週に続いて北海道が遅れている。雨が多くても適度の晴れがなければ肥大しないということである。今後も平年より高めの価格推移が続く見込み。「にんじん」全般的に出回り不足から価格は平年を上回っている。「キャベツ」東北、北海道が遅れる中、群馬県が前進気味に多く価格は平年を下回った。「レタス」8月に入り、リーフ系レタスの作柄が悪く、3日からレタス類の価格が上向いてきた。「はくさい」長野県は前年比では価格も高く、量的にも上回る出荷が続いている。これは北海道が大幅に少ないことが、平年並の価格を維持している理由。「ねぎ」主力の東北産が遅れており、全般的出回り不足から高値になっている。そのため、関東の出荷が例年より多くなっている。「きゅうり」出荷のピークが後ろにずれて、3日の週も引き続き価格はしっかりした。「トマト」遅れていたこの時期最大産地青森県はようやく昨年を上回るまでの数量回復。しかし、関東の千葉県は53%、栃木県は54%となって全般的には潤沢ではない。そういう理由で、価格高の展開となっている。「ピーマン」東北の主産地岩手県、福島県の入荷量が昨年より少なく、高値になっている。お盆前には両県とも回復してくる見込み。「じゃがいも」全国的に出回りは少なく、主力産地では、降雨の影響で作業が遅れている。お盆前ごろには北海道も増えて価格高は沈静化してくるものと予想される。