青  果  物  の  週  間  市  況

2009 年 8 月  第 2 週        ( 8月7日〜 8月13日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6525〜6
入荷量は全市場、価格は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 359 115 97 せり   北海道 10 1,890 1,400 525 127 163
相対   北海道 10 1,890 1,453 840 126 148
かぶ 35 100 - 相対   青森 1 - - - - -
にんじん 249 105 96 相対   北海道 10 2,415 1,969 525 115 173
キャベツ 574 93 106 せり   群馬 10 1,365 805 210 139 148
相対   群馬 10 1,365 805 210 148 139
レタス 264 95 96 せり   長野 10 4,200 2,058 840 181 135
相対   長野 10 4,200 2,258 630 174 172
はくさい 208 111 108 せり   長野 15 1,575 1,029 315 111 131
相対   長野 15 1,575 1,155 630 114 127
こまつな 37 108 142 せり   埼玉 0.5 242 88 11 90 73
相対   埼玉 0.5 242 88 11 95 71
ほうれんそう 48 107 - せり   栃木 0.2 168 - - - -
相対   栃木 0.2 168 147 137 - -
ねぎ 174 108 101 せり   茨城 5 3,150 1,680 945 97 229
相対   茨城 5 3,150 1,768 840 113 184
きゅうり 283 105 95 せり   福島 5 2,415 1,593 1,155 111 182
相対   福島 5 2,415 1,645 840 111 171
かぼちゃ 131 143 104 相対   北海道 10 3,150 2,485 1,785 - -
なす 182 101 81 せり   栃木 5 1,890 1,313 840 - -
(ながなす含む) - - - 相対   栃木 5 1,890 - 1,050 - -
トマト 354 103 91 せり   青森 4 1,470 1,024 630 106 174
相対   青森 4 1,470 1,050 630 98 162
ピーマン 77 104 83 せり   岩手 0.15 79 - 68 - -
相対   岩手 0.15 79 69 44 109 -
とうもろこし 109 92 70 相対   北海道 5 - - - - -
いんげん 22 82 65 相対   福島 2 2,625 1,575 630 136 136
えだまめ 81 115 83 相対   群馬 0.25 420 289 210 88 153
じゃがいも 247 154 98 相対   北海道 10 3,990 3,605 2,100 - -
さつまいも 88 148 144 相対   千葉 5 2,100 1,313 315 83 117
さといも 18 138 115 相対   千葉 4 2,415 1,803 840 99 101
たまねぎ 375 112 - 相対   佐賀 20 3,465 - - - -
なましいたけ 22 99 118 せり   岩手 0.1 210 121 63 104 84
相対   岩手 0.1 210 121 63 104 84
総入荷量 4,879 107 99  


概況(開市日数  今週6日・前週6日・前年6日)

 今週の1日の平均入荷量は、4,879トンで、前週比では7%増、前年同期比では1%減となった。
10日の週に入り、四国沖に突然の台風が発生し、岡山県や兵庫県にも強く影響があった。関東、長野県、山梨県も大きな災害はなかったものの、場所によっては豪雨に見舞われたため、野菜の生育に遅れが続いている。今週も強保合で推移している。
品目別に見ると、「だいこん」主力の北海道産は依然として遅れ気味で小振り。各産地も遅れており、当面入荷は少ない見込み。「にんじん」北海道産は、例年より先細りの傾向。当面平年を上回る価格推移が予想される。「キャベツ」長雨のため、根の張りが悪く全般に小玉傾向になろう。そのため出荷数量は伸び悩み、価格は平年並まで回復しよう。「はくさい」産地ではレタスの仕事が一段落して白菜の収穫が進んで当面潤沢に入荷。価格は平年並の見込み。「ねぎ」17日の週には東北産が急増し、価格は平年に近い水準まで急落の見込み。「きゅうり」お盆明け後に一旦はピークになって価格は下がる見込みだが、週末には量的に伸びを欠き、価格は再び上げとなる可能性がある。「トマト」関東の切り上がりが大幅に早く、出回り不足の原因となっている。主力の青森県も遅れは完全に回復していない。この状態はお盆明け後も続き、平年を上回る展開。「ピーマン」お盆明け後から徐々に増えて週末頃にピークになるも、依然として、岩手県、福島県の遅れは解消されておらず、価格は平年並の見込み。「じゃがいも」北海道は収穫が本格化。徐々に増えて現状よりも価格は下がってくるが、それでも平年よりは高い。北海道は昨年並みの入荷は望めない。
「たまねぎ」北海道の急増は望めず、現状の高値が続く。業務需要対応の中国産の増加が予想される。