青  果  物  の  週  間  市  況

                 2010年 10 月 第 4 週        ( 10月22日〜10月28日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6520〜1
入荷量は全市場、価格は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 473 103 92 せり   北海道 10 1,470 1,050 630 114 143
相対   北海道 10 1,470 1,050 630 111 -
かぶ 64 111 83 相対   千葉 1 168 126 53 100 109
にんじん 334 113 95 相対   北海道 10 2,520 1,617 735 103 110
ごぼう 54 115 86 相対   青森 4 1,050 - 840 - -
キャベツ 563 96 85 せり   群馬 10 1,680 1,295 840 161 231
相対   群馬 10 1,680 1,176 525 137 224
レタス 291 101 98 せり   茨城 10 2,940 1,260 315 85 155
相対   茨城 10 2,940 1,554 525 101 247
はくさい 562 103 106 せり   長野 15 1,890 945 525 108 141
相対   長野 15 1,890 1,029 525 109 158
こまつな 42 105 105 せり   埼玉 0.5 189 101 32 99 89
相対   埼玉 0.5 189 101 32 93 89
ほうれんそう 76 122 114 せり   群馬 0.2 158 95 63 101 82
相対   群馬 0.2 158 99 32 102 96
ねぎ 225 119 96 せり   青森 5 2,940 1,449 840 111 125
相対   青森 5 2,940 1,722 735 105 149
きゅうり 192 86 79 せり   埼玉 5 2,940 1,953 1,050 140 155
相対   埼玉 5 2,940 2,016 735 160 180
かぼちゃ 146 101 97 相対   北海道 10 1,365 998 420 75 66
なす 164 98 127 せり   高知 5 1,680 - 735 - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 1,680 1,176 840 83 -
トマト 220 104 70 せり   千葉 4 2,415 1,596 525 112 174
相対   千葉 4 2,415 1,659 630 107 134
ピーマン 74 108 94 せり   茨城 0.15 95 57 26 86 86
相対   茨城 0.15 95 63 32 85 91
いんげん 22 119 129 相対   福島 2 1,785 1,050 315 94 74
じゃがいも 295 93 87 相対   北海道 10 2,730 - 2,100 - -
さつまいも 117 103 83 相対   千葉 5 1,680 819 315 98 126
さといも 61 124 94 相対   埼玉 10 5,775 2,520 420 85 133
たまねぎ 412 99 93 相対   北海道 20 3,465 2,783 2,258 - 139
なましいたけ 36 119 83 せり   岩手 0.1 210 126 63 100 100
相対   岩手 0.1 210 126 63 100 -
まつたけ 3 105 140 せり   国内 0.4 47,250 - - - -
せり   カナダ 1 8,400 - - - -
相対   米国 1 10,500 - - - -
総入荷量 5,356 103 91  


概  況 (開市日数  今週5日・前週6日・前年5日)

今週の1日の平均入荷量は、5,356トンで、前週比は3%増で、前年同期比では9%減となった。今週は10月に入り野菜の生育は順調だったが、25〜26日に今秋最大の寒波が襲来し北海道・青森県は降雪となった、月末には非常に強い台風14号が紀伊半島沖に到達しそうで今後が懸念される。野菜の入荷はやや少なめの前週に比べれば増加し、前年比は前年が比較的順調だったため減少となった。相場は今後品薄が予想されることから、やや強含みで推移した。品目別に見ると、「だいこん」は主産地北海道が不作であった前年に比べれば大幅に増加し入荷はやや増加した、価格は降雪から今後急減が予想されることから強含んだ。「にんじん」は北海道産残量の販売好調で入荷は増加となった、価格は陽気も締まり後半は強含みの相場となった。「キャベツ」は本来中心になるべき茨城県産が前年の半分以下で入荷は減少し、価格も後半は一段上げた相場となった。「レタス」は長野県産高原物が急に少なくなり茨城県産が徐々に増加した、入荷はほぼ前週と同じで価格は後半下げた。「はくさい」は11月主力の茨城県産が遅れているが、長野県産の終盤物が多く入荷はやや増加した、価格は陽気も締まり後半一段あげた。「ねぎ」は青森県産切り上がり始め遅れていた山形・秋田県産が大幅に増え、入荷は増加したが価格は陽気も締まりじり高の相場となった。「きゅうり」は曇雨天の日多く入荷は大幅に減少した、価格は今後も増量が見込めないことから堅調な相場なった。「なす」は関東産切り上がり始め入荷はやや減少したが、気温低下から買気弱く価格は一段下げた。「トマト」は熊本県産徐々に増え入荷は前週より増加したが、価格は前週下げたことから小反発した。「ピーマン」は中心の茨城県産は不作だが終盤の岩手県産が一山があり、入荷は増加し価格も弱含んだ。「じゃがいも」「たまねぎ」は前週とほぼ同じで主力産地北海道産が不作で引き続き入荷少なめで、価格も品薄変わらず高値保合となっている、また、卸売場には中国・北米産のたまねぎが散見された。「まつたけ」の国産は終盤で岩手県から広島県と南北に長い産地で少なめの入荷となった、本年産は出始めの大凶作から大豊作に変わり終盤は少なめで、価格も乱高下激しかったが今週の最高値はせり値45,000円で確りした相場となった。