青  果  物  の  週  間  市  況

             2010 年 11 月  第 1 週        ( 10月29日〜11月4日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課(3790)6520〜1
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 419 88 72 せり   千葉 10 1,890 1,330 630 - 271
相対   千葉 10 1,890 1,400 420 - 235
かぶ 64 100 67 相対   千葉 1 189 139 53 110 120
にんじん 302 90 86 相対   北海道 10 2,310 1,617 840 100 -
ごぼう 51 94 84 相対   青森 4 945 840 420 - -
れんこん 38 - 84 相対   茨城 4 1,785 1,330 525 - 97
キャベツ 507 90 73 せり   千葉 10 1,890 1,540 945 - 314
相対   千葉 10 1,890 1,428 630 - 314
レタス 295 101 100 せり   茨城 10 2,310 1,218 315 97 132
相対   茨城 10 2,310 1,281 315 82 142
はくさい 545 97 94 せり   茨城 15 2,415 1,365 840 - 200
相対   茨城 15 2,415 1,575 735 - 250
こまつな 36 85 91 せり   埼玉 0.5 399 133 42 131 144
相対   埼玉 0.5 399 133 42 131 144
ほうれんそう 75 99 106 せり   群馬 0.2 158 116 84 122 141
相対   群馬 0.2 158 101 32 102 94
ねぎ 220 98 82 相対   埼玉 5 5,040 2,835 1,785 - 162
しゅんぎく 11 - 49 相対   群馬 0.15 158 137 116 - -
ブロッコリー 76 - 38 相対   埼玉 4 2,100 1,715 840 - 327
きゅうり 166 86 69 相対   埼玉 5 3,465 2,520 1,575 129 139
相対   埼玉 5 3,465 2,751 840 136 172
かぼちゃ 123 85 96 相対   北海道 10 1,890 1,302 735 130 85
なす 126 77 97 せり   高知 5 1,680 - 1,260 - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 1,680 1,386 1,050 118 88
トマト 203 92 58 せり   熊本 4 2,520 1,820 1,050 - 163
相対   熊本 4 2,520 1,890 1,050 - 174
ピーマン 76 102 98 せり   茨城 0.15 95 55 21 96 65
相対   茨城 0.15 95 57 21 90 68
じゃがいも 286 97 89 相対   北海道 10 2,730 - - - -
さつまいも 122 104 80 相対   千葉 5 1,575 840 263 103 118
さといも 52 86 77 相対   埼玉 10 5,250 2,415 420 96 135
たまねぎ 397 96 81 相対   北海道 20 3,675 2,940 2,415 106 162
なましいたけ 44 122 95 せり   岩手 0.1 210 126 63 100 100
相対   岩手 0.1 210 126 63 100 -
総入荷量 5,078 95 81  


概  況 (開市日数  今週5日・前週5日・前年5日)

今週の1日の平均入荷量は、5,078トンで、前週比は5%減で、前年同期比では19%減となった。今週は10月最後の週は台風もあり多雨で、11月に入り気温は例年並みに低くなり野菜の入荷は前週より減少した、前年比は前年が順調だったため大幅減少となった。相場は品薄から前週に引き続き強含みで推移した。品目別に見ると、「だいこん」は遅れていた千葉県産は漸増したが、青森県産は寒さと降雨で少なめで入荷は減少した、価格は品薄から強保合で推移した。「にんじん」は主力の北海道産残量も少なめで後続の千葉県産も大幅に遅れて入荷は減少となった、価格はじり高となったが前週と比べると保合。「キャベツ」は関東産が遅れていて降雨もあり入荷は減少した、価格も買気強く堅調な相場となった。「レタス」は降雨の影響もあったが茨城県産増加し入荷は微増した、価格は低気温からサラダ需要弱く弱含んだ相場となった。「はくさい」は長野県産残量少なく茨城県産は降雨等で入荷は減少した、価格は引き続き鍋物需要もあり強含んだ相場となった。「ねぎ」は最大産地青森県産が切り上がりやや早まり入荷はやや減少した、価格は関東産が大幅に遅れていることもあり買気強く高騰し、高値が消費税込み5,000円を越えた。「ブロッコリー」は降雨等もあり関東の主産地埼玉県産が大幅に少なく、入荷は多かった前年に比べると半減以上となった、価格も安かった前年に比べると3倍以上で強保合となっている。「きゅうり」は降霜の時期も近づき天候不順もあり入荷は三週続きで減少した、価格は今後も増量が見込めないことから高値で保合相場となった。「なす」は遅れていた高知県産等の西南暖地物漸増してきたが、関東産11月に入り切り上がり入荷は大幅減少した、価格は品薄からじり高となった。「トマト」は九州産・愛知県産順調だが関東・東北産急減し入荷は減少した、価格は品薄から堅調な相場となっている。「ピーマン」は茨城県産が不作気味で終盤を迎えたが、遅れていた西南暖地物急増し入荷はやや増加した、価格は夏野菜で需要弱く小幅下げた。「じゃがいも」「たまねぎ」は前週とほぼ同じで主力産地北海道産が不作で引き続き入荷少なめで、価格も品薄変わらず高値はほぼ変わらず保合となっている。「さつまいも」「さといも」は天候不順から前年の2割減程度少なめの入荷となっている、相場も品薄と冷え込みから前年比2〜3割高で推移している。