青  果  物  の  週  間  市  況

 2011 年  1 月 第 3 週        (1月21日〜1月27日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6520〜1
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 614 106 111 せり   神奈川 10 945 735 315 125 97
相対   神奈川 10 945 630 315 120 75
かぶ 69 89 104 相対   千葉 1 179 133 53 115 104
にんじん 327 97 89 せり   千葉 10 2,100 1,418 420 104 233
相対   千葉 10 2,100 1,470 210 108 200
ごぼう 40 89 93 相対   茨城 4 1,365 700 210 92 -
キャベツ 583 96 106 せり   愛知 10 1,785 1,092 630 100 81
相対   愛知 10 1,785 1,176 420 106 100
レタス 215 98 87 せり   静岡 10 4,515 3,066 1,575 114 124
相対   静岡 10 4,515 3,171 840 121 113
はくさい 581 98 101 相対   茨城 15 1,365 672 315 107 145
こまつな 34 98 98 せり   埼玉 0.5 315 177 63 127 97
相対   埼玉 0.5 315 177 63 127 97
ほうれんそう 67 104 83 せり   群馬 0.2 189 - 126 - -
相対   群馬 0.2 189 143 105 105 108
ねぎ 235 94 101 せり   千葉 5 2,415 945 315 87 90
相対   千葉 5 2,415 1,470 420 99 111
しゅんぎく 19 108 82 相対   千葉 0.15 137 84 63 108 87
セルリー 35 94 93 相対   静岡 10 3,150 2,058 840 118 81
ブロッコリー 61 87 77 相対   愛知 5 2,925 2,268 840 96 132
きゅうり 225 106 92 せり   宮崎 5 2,415 1,890 1,155 99 98
相対   宮崎 5 2,415 1,806 1,050 97 100
なす 91 108 116 せり   高知 5 2,625 - 2,310 - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,625 2,331 2,048 106 82
トマト 239 112 114 せり   熊本 4 1,680 1,029 630 82 74
相対   熊本 4 1,680 1,008 525 80 66
ピーマン 60 99 99 相対   宮崎 0.13 126 84 63 97 88
じゃがいも 453 100 103 相対   北海道 10 2,520 - 1,680 - -
さつまいも 144 98 92 相対   千葉 5 1,890 861 315 91 124
さといも 41 101 98 相対   埼玉 10 6,825 3,318 630 100 142
たまねぎ 419 106 97 相対   北海道 20 4,410 3,990 3,780 - 133
なましいたけ 32 101 89 せり   岩手 0.1 210 168 84 108 -
相対   岩手 0.1 210 172 84 111 126
総入荷量 5,616 100 100  


概  況 (開市日数  今週5日・前週5日・前年5日)

今週の1日の平均入荷量は、5,616トンで、前週比・前年同期比はともに同率となった。今週も厳しい寒波・干ばつが続いているが、関東は多日照でそのことが徹底的なダメージを防いでいる。野菜の入荷は前週と同じで、前年比は前年も寒波・大雪で少なかったため同じとなった。27日に鹿児島・宮崎県境の霧島連山で大噴火が発生し、火山灰で収穫作業ができなくなっており今後が懸念される。相場は今週も前週同様で寒波等から今後も品薄が見込まれることから、今週も強含んだ相場となった。品目別に見ると、「だいこん」は低温・干ばつで小振り傾向となり箱数が伸び悩んでいる、入荷はやや少なかった前週に比べれば増加し、価格は一時の低迷はなくなり今週も強含んだ。「にんじん」は不作傾向から入荷は減少し価格は小幅上げた。「キャベツ」は全国的に小振りで供給は徐々に細っていき、入荷は減少し価格は後半上げた。「レタス」は全国的に生育遅れで少なかった前週に比べても入荷は微減した、価格は今後も品薄が見込まれることから高値が4,300円(税抜き)の高騰した相場となった。「はくさい」は入荷微減となったが引き続き順調入荷で、価格は小幅上げた。「ねぎ」は豊作から順調となっているが入荷は前週に比べると減少した、価格は小幅下げて平年を下回っている。「ブロッコリー」の愛知県産・西南暖地物は寒波で遅れて入荷は減少した、価格は高値から小幅下げた。「きゅうり」は恵方巻きの業務需要もあり入荷は増加し価格は小幅下げた。「トマト」の九州産地は12月前半までの好天で2月中ごろまでは平年並みの出荷が見込まれる、入荷は増加し価格は厳しい寒さから今週も下げた。「じゃがいも」は長崎県産が前年比3割増で北海道産の不足分を埋めている、入荷は前週と同じだが平年を下回り価格は平年比高で推移。「たまねぎ」は入荷増加したが北海道産不作で高値基調となっている、静岡県産はホワイトオニオンと黄たまねぎの二種類で1月中旬から急増している、また、米国産は大玉で使いでがあり割安となっている。その他では「そらまめ」が遅れて少なく価格は高めで、「スナックえんどう」は愛知県産順調だが鹿児島県産は寒波厳しく前年の半作で、高値基調となっている。