青  果  物  の  週  間  市  況

2011 年  3 月 第 1 週        ( 2月25日〜3月3日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6520〜1
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 516 91 106 せり   神奈川 10 1,260 735 315 103 95
相対   神奈川 10 1,260 735 315 95 71
かぶ 88 107 131 相対   千葉 1 147 107 53 100 90
にんじん 284 93 83 相対   千葉 10 2,520 1,680 525 94 157
ごぼう 35 89 92 相対   茨城 4 1,470 903 210 105 -
キャベツ 742 117 98 せり   愛知 10 1,575 1,239 840 92 97
相対   愛知 10 1,575 1,176 641 95 97
レタス 320 120 97 せり   静岡 10 3,465 1,869 1,050 72 -
相対   静岡 10 3,465 1,743 840 71 -
はくさい 499 80 100 せり   茨城 15 1,575 814 420 91 161
相対   茨城 15 1,575 861 315 85 178
こまつな 44 110 110 せり   埼玉 0.5 158 80 32 67 75
相対   埼玉 0.5 158 80 32 67 75
ほうれんそう 96 109 103 せり   茨城 0.2 116 63 21 - -
相対   茨城 0.2 116 63 42 - -
ねぎ 191 99 104 せり   千葉 5 3,150 1,449 525 100 105
相対   千葉 5 3,150 1,785 840 94 108
セルリー 42 115 118 相対   静岡 10 3,465 2,373 735 100 86
ブロッコリー 151 142 95 相対   愛知 5 2,100 924 315 67 107
なのはな 39 - 101 相対   千葉 0.2 263 184 126 - 95
きゅうり 261 115 100 せり   群馬 5 2,415 2,205 1,995 - 100
相対   群馬 5 2,415 2,205 1,995 - 107
かぼちゃ 171 - 81 相対   ニュージ-ランド 10 1,575 840 420 - -
なす 109 123 92 せり   高知 5 2,625 2,205 1,785 - 105
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,625 2,310 1,680 99 104
トマト 273 114 108 せり   熊本 4 1,680 1,092 630 98 89
相対   熊本 4 1,680 1,260 735 102 90
ピーマン 70 110 110 せり   茨城 0.15 126 92 74 - 88
相対   茨城 0.15 126 90 58 - 77
じゃがいも 394 119 104 相対   北海道 10 2,310 - 1,680 - -
さつまいも 120 91 85 相対   千葉 5 1,890 1,071 315 100 120
さといも 31 101 89 相対   埼玉 10 6,825 3,297 735 94 137
たまねぎ 424 104 109 相対   北海道 20 3,990 - 3,465 - -
なましいたけ 31 103 89 せり   岩手 0.1 210 126 63 - -
相対   岩手 0.1 210 126 63 94 98
総入荷量 5,901 104 100  


概  況 (開市日数  今週5日・前週5日・前年5日)

今週の1日の平均入荷量は、5,901トンで、前週比は4%増で前年同期比は同率となった。今週は寒の戻りもあり寒暖の差激しかったが野菜の生育は比較的順調となっている、農家はこれから稲作の準備で徐々に忙しくなり出荷もゆっくりペースが見込まれる。野菜の入荷は前週より増加し、前年比は前年も温暖な天候で多かったため同じとなった。相場は上がったものもなく総じて弱含んだ相場となった。品目別に見ると、「だいこん」は2月の好天で主力の神奈川・千葉県産は肥大良好となった、入荷は多かった前週に比べ減少し価格は小幅の上げ下げ。「にんじん」は春物の産地本格化せず入荷は減少した、価格は今週も高値から小幅下げた。「キャベツ」は千葉県産春物急増から入荷は大幅増加し価格は後半弱含んだ。「レタス」は茨城県産順調で遅れていた香川・兵庫県産も今後ピークをむかえる、入荷は今週も大幅増加となり価格は日々下げた。「ねぎ」は2月中旬からの低温の影響で生育順調ではなかったが今後回復が見込まれる、入荷はほぼ同じで価格は相対物品が小幅下げた。「ブロッコリー」は全国的に遅れが回復し入荷は今週も大幅増加した、価格は大幅安となり後半は中値が1,000円を割った。「きゅうり」は関東産も徐々に増え入荷は増加した、価格はほぼ平年並みとなっている。「トマト」は関東産が作柄安定し入荷は増加した、価格は3月に入り春本番となって引き合いもありほぼ保合。その他では、「さやえんどう」は鹿児島県産徐々に回復して愛知県産は前年並みとなっている、価格は少しずつ下げてはいるが高値傾向。「たけのこ」は厳冬や裏作で国内主力産地福岡県産は半作となっている、中国産も多くなく価格は前年の5割高で推移している。