青  果  物  の  週  間  市  況

2011 年  3 月 第 5 週        ( 3月25日〜3月31日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6520〜1
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 499 98 117 せり   神奈川 10 1,155 613 158 77 -
相対   神奈川 10 1,155 683 210 83 -
かぶ 69 103 108 相対   千葉 1 147 105 53 85 77
にんじん 251 89 99 相対   千葉 10 2,940 1,523 630 81 -
ごぼう 29 95 - 相対   茨城 4 1,680 1,103 210 101 -
キャベツ 653 99 115 せり   愛知 10 1,365 910 315 90 -
相対   愛知 10 1,365 823 420 85 -
レタス 249 107 124 せり   茨城 10 1,890 508 105 54 19
相対   茨城 10 1,890 630 53 57 23
はくさい 328 95 125 せり   茨城 15 1,575 770 210 - -
相対   茨城 15 2,100 903 315 83 80
こまつな 31 78 97 せり   埼玉 0.5 179 77 32 90 54
相対   埼玉 0.5 179 77 32 90 51
ほうれんそう 26 59 59 せり   群馬 0.2 - - - - -
相対   群馬 0.2 - - - - -
ねぎ 155 91 102 せり   千葉 5 2,415 805 210 68 55
相対   千葉 5 2,415 1,278 315 82 73
セルリー 39 97 105 相対   静岡 10 3,150 2,205 735 103 81
ブロッコリー 66 70 - 相対   愛知 5 2,520 1,453 420 161 -
なのはな 13 66 - 相対   千葉 0.2 263 84 32 98 -
きゅうり 230 90 110 せり   群馬 5 1,575 1,365 1,155 89 -
相対   群馬 5 1,575 1,365 1,155 89 -
かぼちゃ 130 77 102 相対   ニュージ-ランド 10 1,575 866 315 - -
なす 112 83 150 せり   高知 5 2,100 - 1,365 - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,100 1,418 735 87 54
トマト 226 84 119 せり   熊本 4 1,575 980 735 97 -
相対   熊本 4 1,575 1,103 420 105 -
ピーマン 70 87 123 せり   茨城 0.15 74 48 21 82 50
相対   茨城 0.15 74 51 21 - 53
じゃがいも 419 115 106 相対   北海道 10 2,310 1,995 1,365 - -
さつまいも 87 90 79 相対   千葉 5 2,100 1,243 315 95 139
さといも 24 69 - 相対   埼玉 10 6,300 3,343 735 102 -
たまねぎ 428 86 116 相対   北海道 20 3,675 3,465 3,255 100 -
なましいたけ 22 83 85 せり   岩手 0.1 210 126 63 - -
相対   岩手 0.1 210 126 63 - 100
総入荷量 4,984 93 108  


概  況 (開市日数  今週6日・前週5日・前年6日)

今週の1日の平均入荷量は、4,984トンで、前週比は7%減で前年同期比は8%増となった。今週も福島原子力発電所の事故による計画停電や自粛ムードから買い控えられ、野菜の入荷は少なかった前週より更に減少した、前年比は雨天・寒波等で前年も少なかったが増加となった。相場は今週も葉物野菜中心に風評被害もあり続落となったが、茨城県産をグレーゾーンにあたるとして購入しなかった量販店が支援セールに転換し、扱わないのが少なくなりつつある。品目別に見ると、「だいこん」は引き続き神奈川・千葉県産順調だが入荷は微減した、価格は弱含み引き続き平年を下回っている。「にんじん」は春物の徳島県産が増えてきたがやや小振り傾向、入荷は減少し価格は今までの高値から一段下げた。「キャベツ」は前週並みの入荷で価格は量販店が停電等で特売くめず弱含んだ。「レタス」は茨城県産が徐々に回復傾向で入荷は増加した、価格は外食需要盛り上がらず大幅に下げ低迷状況が続いている。「ほうれんそう」の入荷は市場の6割を占める茨城・群馬・栃木県産が出荷停止となり入荷は激減した、価格は大幅な品薄にもかかわらず他県産も上昇しなかった。「ねぎ」は中国産も多く入っているが国産は端境期で入荷減少し、価格は引き続き低迷している。「きゅうり」は入荷減少したが全般には供給過剰気味で、価格は寒さと茨城県産の買い控えから今週も弱含んだ。「トマト」は全般には生育順調だが寒さ等で買気弱く、今週も入荷は減少し価格は小幅の上げ下げ。その他では、「たけのこ」は全般的に裏年で寒の戻りもあり大幅に遅れている、引き続き少なくて高い状況だが自粛ムードから売れ行きも良くない。「アスパラガス」は国産が引き続き入荷少なめで、この時期東北産が一番高くならなければならないが安め推移で、品質の悪いメキシコ産が足を引っ張っている。