青　　果　　物　　の　　週　　間　　市　　況

２０１１ 年 ４ 月 第 １ 週　　　　　　　　（　４月１日〜　４月７日　）

東京都中央卸売市場
大田市場業務課０３（３７９０）６５２０〜１
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量		 前週比 前年
同期比		 取引 品種 産地 単位
Kg		 価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 481 96 111 せり 　 千葉 10 1,260 753 105 - 62
相対 　 千葉 10 1,260 805 315 - 65
かぶ 59 85 87 相対 　 千葉 1 158 116 53 110 83
にんじん 266 106 75 相対 　 徳島 10 3,045 1,995 630 - 131
たけのこ 19 - 23 せり 　 福岡 4 4,725 2,877 1,050 - -
相対 　 福岡 4 4,725 3,549 1,890 - -
キャベツ 654 100 94 せり 　 神奈川 10 1,575 1,050 210 - 63
相対 　 神奈川 10 1,575 1,155 315 - 60
レタス 240 97 99 せり 　 茨城 10 2,100 1,024 158 202 34
相対 　 茨城 10 2,100 1,120 105 178 39
はくさい 262 80 115 相対 　 茨城 15 1,575 903 420 100 51
こまつな 32 104 101 せり 　 埼玉 0.5 242 116 42 150 62
相対 　 埼玉 0.5 242 116 42 150 62
ほうれんそう 24 92 45 せり 　 各地 0.25 158 88 42 - -
相対 　 各地 0.25 158 116 32 - -
ねぎ 162 104 95 せり 　 千葉 5 2,100 928 210 115 64
相対 　 千葉 5 2,100 1,138 315 89 62
ふき 16 - 78 相対 　 愛知 4 1,680 1,085 525 - 91
セルリー 33 85 104 せり 　 静岡 10 2,940 - 2,100 - -
相対 　 静岡 10 2,940 2,153 735 98 76
きゅうり 267 116 104 せり 　 埼玉 5 1,575 945 315 - 53
相対 　 埼玉 5 1,575 998 315 - 57
かぼちゃ 140 108 98 相対 　 ﾆｭｰｼﾞｰﾗﾝﾄﾞ 10 1,260 840 210 97 -
なす 141 126 127 せり 　 高知 5 1,890 - 1,050 - -
（ながなす含む） - - - 相対 　 高知 5 1,890 1,453 735 102 55
トマト 240 106 106 せり 　 栃木 4 1,680 - 525 - -
相対 　 栃木 4 1,680 1,155 420 - 60
ピーマン 86 123 120 せり 　 茨城 0.15 74 - 32 - -
相対 　 茨城 0.15 74 53 32 104 44
さやえんどう 10 - 161 相対 　 各地 1 1,890 980 630 - -
そらまめ 28 - 101 相対 　 鹿児島 4 2,625 1,575 735 - 98
じゃがいも 274 65 86 相対 　 北海道 10 2,625 - 1,680 - -
さつまいも 88 101 84 相対 　 千葉 5 2,100 1,138 210 92 129
たまねぎ 417 98 98 相対 　 北海道 20 3,675 3,465 3,255 100 -
なましいたけ 23 102 78 相対 　 岩手 0.1 210 126 63 100 100
総入荷量 4,909 98 96 　


概　　況 （開市日数　　今週６日・前週６日・前年５日）

今週の１日の平均入荷量は、４，９０９トンで、前週比は２％減で前年同期比は４％減となった。今週も出荷制限要請等から野菜の入荷は少なかった前週より微減した、前年比は異常低温・日照不足等で前年も少なかったが今年は更に少ないため減少となった。相場は量販店の茨城応援セール等もあり葉物野菜中心に安値から反発したが、前年同期比を見れば分かるとおり安値基調は変わらず。品目別に見ると、「だいこん」は神奈川県産後半で千葉県産は内陸の東葛飾物が本格化している、入荷は減少し価格は産地変わり強含んだが平年並みかやや下回っている。「にんじん」は前週と同じで春物の徳島県産が増えてきたがやや小振り傾向、入荷は増加したが価格は産地変わり強含んだ。「たけのこ」も前週と同じで全般には裏年で寒の戻りもあり大幅に遅れている、引き続き少なくて高い状況で自粛ムードから売れ行きは良くない。「キャベツ」は春物が中心で愛知県産は終盤を迎えた、入荷は前週並みで価格は産地変わり強含んだ。「レタス」は量的に中心の茨城県産が前週は風評被害で低迷した、入荷は減少し価格は安値から大幅に反発した。「ほうれんそう」は主力産地が抜けて鹿児島県産が例年の４倍以上入荷している、入荷は激減した前週より更に減少し価格は安値から徐々に上昇している。「ねぎ」は埼玉県産の不作が目立っている、業務需要の不振から４月上旬までは動きが悪かった、入荷は増加し価格はまちまちだが学校も始まり徐々に上向こう。「きゅうり」は茨城県産回復し作柄は全国的に良好となっている、入荷は増加し価格は産地変わったが今週も弱含んだ。「トマト」は不作だった前年より多めの入荷が続いている、入荷は増加し価格は産地変わり春物セールも始まり後半強含んだ。その他では、「アスパラガス」は九州産がピークを過ぎ本来なら東北や長野県産が本格化するところだがやや遅れている、引き続き入荷少なめで価格も高め推移となっており平年比もやや高い。