青  果  物  の  週  間  市  況

2012 年 4 月 第 2 週        ( 4月6日〜 4月12日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6520〜1
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 440 138 89 せり   千葉 10 2,940 - 735 - -
相対   千葉 10 2,940 - 840 - -
かぶ 77 133 112 相対   千葉 1 200 - 53 - -
にんじん 266 115 83 相対   徳島 10 2,730 2,100 630 118 96
たけのこ 72 174 156 せり   福岡 4 2,625 1,575 840 - 63
相対   福岡 4 2,625 1,505 840 87 57
キャベツ 716 116 89 せり   神奈川 10 2,625 1,575 1,155 - 179
相対   神奈川 10 2,625 1,827 735 99 193
レタス 262 115 98 せり   茨城 10 4,200 2,415 840 93 214
相対   茨城 10 4,200 2,142 840 86 165
はくさい 265 113 101 相対   茨城 15 2,415 1,764 525 126 191
こまつな 40 115 97 せり   埼玉 0.5 210 100 42 119 119
相対   埼玉 0.5 210 113 63 135 135
ほうれんそう 58 112 162 せり   群馬 0.2 147 - - - -
相対   群馬 0.2 147 101 26 123 80
ねぎ 175 103 99 せり   千葉 5 2,310 1,197 525 122 139
相対   千葉 5 2,310 1,428 525 107 121
ふき 17 132 93 相対   愛知 4 1,890 1,218 630 99 110
セルリー 38 121 95 せり   静岡 10 4,725 - 3,675 - -
相対   静岡 10 4,725 3,339 2,100 113 145
きゅうり 365 142 110 せり   埼玉 5 2,100 1,890 1,575 - 173
相対   埼玉 5 2,100 1,386 525 90 147
かぼちゃ 114 90 88 相対   ニュージーランド 10 1,785 - - - -
なす 140 125 92 せり   高知 5 2,415 - - - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,415 1,806 525 93 113
トマト 291 124 92 せり   栃木 4 2,625 2,352 1,890 102 -
相対   栃木 4 2,415 1,827 630 95 150
ピーマン 92 151 92 せり   茨城 0.15 126 90 68 98 154
相対   茨城 0.15 126 87 68 85 170
いんげん 15 105 - 相対   沖縄 2 2,625 2,415 2,205 128 -
そらまめ 34 124 75 相対   鹿児島 4 3,150 2,284 945 - 125
じゃがいも 379 86 106 相対   北海道 10 1,890 1,523 735 109 72
さつまいも 103 103 106 相対   千葉 5 1,575 903 315 94 83
たまねぎ 474 110 103 相対   佐賀 10 2,625 1,733 1,050 113 50
なましいたけ 26 102 101 相対   岩手 0.1 168 126 74 100 100
総入荷量 5,460 115 97  


概況
概  況 (開市日数  今週5日・前週6日・前年5日)

今週の1日の平均入荷量は、5,460トンで、前週比は15%増で前年同期比は3%減でした。今週は陽気も暖かくなり、野菜の入荷は大幅に増加しました。前半は引き続き年度末と先週までの春休みから給食需要もなく、野菜の入荷は減少となりました。後半は増加に転じ、学校給食もスタートして、相場は弱かった前週に比べると高安まちまちになりました。品目別に見ると「だいこん」は、神奈川県産は終了近づき、千葉県産は週末に向かって増えてきたが、総体量は少なく、価格は強めになりました。「にんじん」は、悪天候のため収穫・出荷作業ができず、入荷量は少なめ。「はくさい」は茨城県産の出荷が、始まり、前週比13%増となりました。「ねぎ」は、秋冬物と、春物との端境期のため入荷量は差ほど伸びず、相場は上がりました。「キャベツ」は、4月3日の悪天候による出荷減から、単価高となり荷動きが悪くなったため、週後半から下げ気配が強まりました。「レタス」は、悪天候のため一時出荷量減少するも、気温上昇により大玉傾向となり、数量も増えてきました。「きゅうり」は、西南暖地産の入荷量は徐々に増加するも正品率は低いままになりました。関東産の促成タイプは気温上昇に伴い生育も安定し漸増となりました。「なす」は、入荷量は増加傾向になってきて価格の下げに伴い荷動きも上向いてきました。「トマト」は、2〜3月の低温、曇天の影響で着果状況は悪く、小玉中心の出回りだが、気温上昇に伴い、極端な小玉化は歯止めが掛り、各産地とも微増となりました。「ピーマン」は、「西南暖地産は、着花数が少なく数量は伸びずだらだら出荷。茨城県産は若干遅れているが、春系タイプガ増加してきました。「たまねぎ」は、先週までは春休みで学校給食もなく、数量少ない中、引き合いも弱かったが、学校給食も始まり動きが出てきました。その他では「たけのこ」が、気温上昇に伴い入荷量も増えてきたが小玉が多くなってきました。10Kg箱への切り替えも進み、量販店の週末特売需要が一段と高まりました。