青  果  物  の  週  間  市  況

2012 年 4 月 第 3 週        ( 4月13日〜 4月19日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6520〜1
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 453 103 104 せり   千葉 10 2,625 1,400 420 - 200
相対   千葉 10 2,625 1,512 525 - 196
かぶ 83 108 107 相対   千葉 1 200 95 53 - 92
にんじん 261 98 83 相対   徳島 10 2,625 2,226 630 106 110
たけのこ 96 134 117 せり   福岡 4 2,625 - - - -
相対   福岡 4 3,360 - 2,100 - -
キャベツ 641 90 86 せり   神奈川 10 2,625 1,330 735 84 162
相対   神奈川 10 2,625 1,593 735 87 175
レタス 291 111 110 せり   茨城 10 3,465 1,743 840 72 231
相対   茨城 10 3,465 1,715 420 80 175
はくさい 297 112 114 相対   茨城 15 2,100 1,138 420 64 201
こまつな 40 100 108 せり   埼玉 0.5 189 95 42 95 123
相対   埼玉 0.5 189 102 53 90 132
ほうれんそう 53 91 114 せり   群馬 0.2 147 - 21 - -
相対   群馬 0.2 147 97 32 96 134
ねぎ 165 94 106 せり   千葉 5 2,310 1,103 210 92 137
相対   千葉 5 2,310 1,488 420 104 135
ふき 17 98 93 相対   愛知 4 1,890 1,208 630 99 106
セルリー 42 111 95 せり   静岡 10 4,725 3,413 2,520 - 158
相対   静岡 10 4,725 3,430 2,520 103 157
きゅうり 292 80 99 せり   埼玉 5 2,100 1,428 630 76 132
相対   埼玉 5 2,100 1,260 525 91 131
かぼちゃ 135 118 102 相対   ニュージーランド 10 2,310 - - - -
なす 139 99 96 せり   高知 5 2,310 - 1,019 - -
(ながなす含む) - - - 相対   高知 5 2,310 1,645 546 91 104
トマト 255 88 83 せり   栃木 4 2,310 2,100 1,890 89 -
相対   栃木 4 2,415 1,663 630 91 156
ピーマン 84 91 98 せり   茨城 0.15 105 79 53 88 188
相対   茨城 0.15 105 78 63 90 147
いんげん 12 82 - 相対   沖縄 2 2,940 2,398 630 99 -
そらまめ 32 94 78 相対   鹿児島 4 2,730 2,415 2,205 106 164
じゃがいも 349 92 108 相対   北海道 10 1,890 1,365 1,050 90 -
さつまいも 84 81 112 相対   千葉 5 1,575 910 263 101 94
たまねぎ 441 93 93 相対   佐賀 10 3,360 2,363 1,155 136 69
なましいたけ 27 102 115 相対   岩手 0.1 168 126 74 100 100
総入荷量 5,363 98 99  


概況
概  況 (開市日数  今週5日・前週6日・前年5日)
今週の1日の平均入荷量は、5,363トンで、前週比は2%微減で前年同期比は1%微減でした。今週は春本番を迎え、週を通して安定した陽気の気候となり、気温の上昇などから、根菜、結球、果菜類の入荷増加が予想されましたが、「たけのこ」を除き、大幅な増加は見られませんでした。相場は「たまねぎ」が強く、「にんじん」、「そらまめ」、「セルリ−」が強もちあいで推移しました。品目別に見ると「だいこん」は、3〜4月にかけての低温で生育進まず、前週からの高値疲れから16日の週から下げ足早まりました。「にんじん」は、徳島産は定植の遅れと年明けの降雨、低温で生育が遅れて小振りの仕上がりとなり、出方も鈍く、先週より上げ気配が強まりました。「はくさい」は、春物が各産地とも出揃ってきましたが、ピ−クに向かい増量に伴って下げ足が早まりました。加工の動きは良好でしたが、量販店の動きは鈍ってきました。「ほうれんそう」は、東北、群馬県の高冷地は低温と4月3日の暴風雨の影響で総体の入荷量は少なめで、週前半は品薄状態で相場は強かったが、後半は動きは鈍く相場は下げました。「ねぎ」は、千葉県産の春ねぎ中心の出荷になり、太物中心に販売堅調でした。「キャベツ」は、週中の降雨で相場は上向きましたが、荷動き悪く、週後半からは下げ足早まりました。「レタス」は、週中の降雨で収穫ができず一時入荷は減少しましたが、週全体では気温の上昇もあり、各産地とも数量増に伴い相場は軟調に推移しました。「きゅうり」は、関東産の春作は安定出荷となってきましたが、一部成り疲れも見られ、先週より相場も弱まり、特売等の販売が活発化してきました。「なす」は、天候回復し、気温上昇に伴い量も増えて価格は下げました。「トマト」は、気温上昇に伴い各産地とも小玉果中心の出回りでしたが、多少、大玉も増えてきて価格は一割前後安くなりました。「ピーマン」は、西南暖地産はだらだら出荷、茨城県産の春物タイプの増量に伴い相場は下向きでした。「たまねぎ」は、北海道産は終盤を迎えるも、佐賀県産は出荷量増えず全体に引き合い強く価格はしっかりでした。「じゃがいも」は、本土のものが出始めましたが、生育遅れで数量伸びないまま、全般に弱もちあいになりました。その他では「たけのこ」が、週中の雨天のため出荷の増減が大きく、週前半は特売需要があり動きは活発でしたが、週後半からの急増で相場は急落しました。