青  果  物  の  週  間  市  況

 2012年  5 月 第 2 週        ( 5月7日〜 5月10日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6520〜1
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 678 119 147 せり   千葉 10 1,365 1,050 210 125 185
相対   千葉 10 1,365 805 210 89 142
かぶ 84 97 100 相対   千葉 1 158 84 42 - 85
にんじん 554 149 136 せり   徳島 10 1,575 - - - -
相対   徳島 10 1,680 1,470 630 102 81
キャベツ 1,088 106 133 せり   千葉 10 945 473 315 64 100
相対   千葉 10 1,050 683 315 72 130
レタス 303 91 131 せり   長野 10 3,150 1,995 1,365 - 151
相対   長野 10 3,150 1,995 840 - 130
はくさい 361 99 135 相対   茨城 15 1,260 683 210 93 130
こまつな 44 101 109 せり   埼玉 0.5 242 95 42 160 141
相対   埼玉 0.5 242 95 42 136 141
ほうれんそう 67 115 113 せり   群馬 0.2 137 - 74 - -
相対   群馬 0.2 137 100 42 115 159
ねぎ 185 103 117 せり   千葉 5 4,200 3,990 3,780 181 209
相対   千葉 5 4,200 3,990 3,780 195 190
ふき 26 96 112 相対   群馬 4 1,470 788 525 113 83
セルリー 41 85 98 せり   静岡 10 3,675 - - - -
相対   静岡 10 3,675 2,625 1,785 121 109
アスパラガス 39 . 149 相対   福島 0.15 - - - - -
きゅうり 380 114 112 相対   埼玉 5 1,890 1,330 525 107 127
かぼちゃ 153 114 111 相対   メキシコ 10 2,625 - - - -
なす(ながなす含む) 244 134 149 相対   高知 5 2,100 1,680 1,050 96 107
トマト 548 172 133 せり   栃木 4 1,890 1,680 1,470 89 192
相対   栃木 4 2,100 1,330 630 88 158
ピーマン 147 140 128 相対   茨城 0.15 95 63 42 81 151
さやえんどう 9 . 82 相対   福島 2 - - - - -
ピース 8 . 96 相対   福岡 4 - - - - -
そらまめ 63 160 87 相対   鹿児島 4 2,625 1,959 840 104 140
じゃがいも 761 150 230 相対   長崎 10 2,625 - - - -
たまねぎ 764 131 136 相対   佐賀 20 2,625 - - - -
なましいたけ 32 103 122 相対   岩手 0.1 168 126 84 100 109
総入荷量 7,999 120 135  


概況
概  況 (開市日数  今週3日・前週5日・前年5日)
今週の1日の平均入荷量は、7,999トンで、前週比は20%増で前年同期比35%増でした。今週は適度な降雨と気温の上昇で根菜、果菜類を中心に入荷量増えて、相場的には下げ基調となり、特に「キャベツ」の下げが激しく、続いて「だいこん」、「はくさい」、「キャベツ」、「トマト」、「ピーマン」等も弱くなりました。ただ価格の下落から量販店や百貨店の購入意欲も回復し、需要は上向き傾向で取引が活発になっています。旬の「アスパラガス」「そらまめ」等が出回増に伴い人気が広がる気配で、買い意欲を後押しするような形となっています。反面、価格高したもので特に際立った品目としては、「ねぎ」が作型の端境期が20日前後まで続くため、しばらくは堅調な取引が見込まれている最中、大型連休明けの7日には田植えや雨で収穫作業が進まず品薄高となり急伸しました。品目別に見ると「だいこん」は出遅れていた産地(千葉県内)が出揃い、連休前から潤沢入荷し、日量比較では大根全体で先週の2割増と大幅増。シエアは小さいが茨城県産の増加も目立ちました。「にんじん」は徳島県産が気温上昇でLサイズが増加。価格を下げての売り込みで動きが出てきました。青森県産も除除に増えてきました。「はくさい」は茨城県産の春物もピークを過ぎて除除に減少しました。「ほうれんそう」は群馬県の高冷地、岩手県産は増加傾向も埼玉県産はピークを過ぎ漸減。週末の天候不順で連休明けから価格は強めとなりました。「キャベツ」は連休前からピークを迎えた神奈川県産は傷みの発生多く、販売苦戦。千葉県産もピークに入り急増。愛知県産はシーズン終盤で大幅減も関東産の潤沢入荷により価格は軟調でした。「レタス」は兵庫県産は終盤となり、茨城県産も春作が終わりのところに週末の天候不順のため入荷大幅に減少。群馬県産は増量するも総体では不足感が強まり、先週よりやや強めの価格となりました。「きゅうり」は関東産の無加温ものが潤沢入荷。5月連休の販売促進として荷動きもまずまずで価格は横ばいとなりました。「なす」は高知県産を中心に千葉県産、栃木県産等の関東産が増加して大幅増加、価格は小安く推移しました。「トマト」は熊本県産を中心に各県とも樹勢も回復し、大玉果も増えてきて、連休明けに荷が集中し、価格は急落し低迷しました。「ピーマン」は茨城県産の春タイプは1回目のピーク、増量に伴う価格安となりました。「たまねぎ」は日量比較では佐賀県産は先週と横ばい、北海道、熊本県産は増加傾向にあり、総体では3割増となり、価格は先週より若干安となりました。「じゃがいも」は長崎県産、鹿児島県産の九州産は遅れ分が集中し5割増の大幅増加となり、価格は弱保合となりました。