青  果  物  の  週  間  市  況

 2012年  5 月 第 4 週        ( 5月18日〜 5月24日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課03(3790)6520〜1
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

野菜
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
だいこん 389 105 105 せり   千葉 10 2,100 1,234 840 101 226
相対   千葉 10 2,100 1,344 315 114 194
かぶ 77 107 94 相対   千葉 1 147 69 37 82 72
にんじん 355 100 91 せり   徳島 10 1,680 - 1,365 - -
相対   徳島 10 1,680 1,330 630 112 101
キャベツ 757 105 116 せり   千葉 10 1,575 1,155 525 105 -
相対   千葉 10 1,575 1,134 210 100 227
レタス 269 120 99 せり   長野 10 3,465 2,205 1,050 87 194
相対   長野 10 3,465 2,184 840 96 170
はくさい 282 120 119 相対   茨城 15 1,785 1,029 315 125 231
こまつな 43 112 119 せり   埼玉 0.5 189 74 32 70 84
相対   埼玉 0.5 210 84 32 80 95
ほうれんそう 58 129 99 せり   群馬 0.2 210 - 74 - -
相対   群馬 0.2 210 107 32 86 128
ねぎ 156 103 98 せり   千葉 5 3,150 2,380 1,890 109 153
相対   千葉 5 3,150 2,310 1,890 102 131
ふき 10 53 109 相対   群馬 4 1,260 819 525 114 93
セルリー 32 97 94 せり   静岡 10 4,725 - 4,200 - -
相対   静岡 10 5,040 3,518 2,100 107 138
アスパラガス 38 . 98 相対   福島 0.15 158 137 74 96 96
きゅうり 376 126 107 相対   埼玉 5 1,890 1,155 315 75 77
かぼちゃ 121 84 91 相対   メキシコ 10 2,625 1,680 1,260 89 -
なす(ながなす含む) 171 100 88 相対   高知 5 2,100 1,680 1,365 100 108
トマト 362 100 81 せり   栃木 4 1,575 1,365 1,155 87 177
相対   栃木 4 1,575 1,260 525 103 162
ピーマン 110 117 96 相対   茨城 0.15 84 59 37 102 140
さやえんどう 7 . 80 相対   福島 2 3,675 2,783 1,575 100 -
ピース 4 . 48 相対   福岡 4 3,675 2,730 1,890 104 -
そらまめ 30 88 70 相対   鹿児島 4 2,310 1,575 1,050 65 -
じゃがいも 595 104 115 相対   長崎 10 2,100 998 525 106 -
たまねぎ 594 110 76 相対   佐賀 20 2,625 1,995 1,050 97 -
なましいたけ 29 129 120 相対   岩手 0.1 189 126 84 100 109
総入荷量 6,038 108 97  


概況
概  況 (開市日数  今週5日・前週6日・前年5日)
今週の1日の平均入荷量は、6,038トンで、前週比は8%増で前年同期比3%減でした。今週は「レタス」、「こまつな」、「ほうれんそう」、「きゅうり」などが入荷増加となったのに加え、一部に先週の高値反動が出て下げ基調となりました。一方「はくさい」、「ねぎ」も順調な入荷となったものの、後続産地が出遅れている影響も手伝って高値推移となりました。相場は総体的に大きな変動はなく保合となりました。品目別に見ると「だいこん」は千葉県産は大幅な増加もなく、東北産の出遅れもあり総体では微増程度。相場上昇し荷動き鈍化しました。「にんじん」は千葉県産は入荷増加しましたが、徳島県産は終了の産地も出始め減少しました。「はくさい」は長野県産の入荷増加も寄与し、2割程度増えましたが価格も上昇しました。「ほうれんそう」は岩手県産、群馬県産は作の合間に入り、数量減から先週は高値で推移したが、週明けから数量も除除に増加し、相場も落ち着いてきました。「キャベツ」は先週は特売需要が重なった為に入荷量が追いつかず相場は強めで動きましたが、週明けからは入荷も増えて落ち着いた動きとなりました。「ねぎ」は千葉県産、埼玉県産の「春ねぎ」は減少し、茨城県産の「夏ねぎ」が増加したが、生育遅れのため前年より入荷ぺースは鈍くなりました。「レタス」は茨城県産、兵庫県産はほぼ終了し、長野県産は入荷本格化。末端価格は変わらないが、数量増からやや軟調でした。「きゅうり」は高知県産はシーズン終盤で除除に減少。関東産は加温タイプは成り疲れで少ないが、無加温はピークで全体では大幅増加となり、相場は弱くなりました。「なす」は4月下旬からの成り疲れも出て、出荷は一段落し、相場は横ばいとなりました。「トマト」は気温上昇に伴い九州産の出荷が最盛期を迎えたのに続き関東産の出荷も増えてきました。ただ小玉中心の出回りで、大玉の引き合いが強く、相場は弱保合で推移しました。「ピーマン」は茨城県産はピーク期に入り入荷増加しましたが、相場は買い気強く強保合となりました。「たまねぎ」は佐賀県産は露地早生に移行し、小玉化が進み小幅増加。大玉中心に相場は保合となりました。「じゃがいも」は北海道産は5月中旬で販売終了となり、鹿児島県産も終盤に入る中、遅れていた長崎県産が急増し、総体では若干増加しました。相場はしっかりで推移しました。