平成30年度 大田市場「夏休み親子見学会」を開催しました!
平成30年9月21日
東京都中央卸売市場
平成30年8月24日(金曜日)、大田市場にて「夏休み親子見学会」を開催しました。この親子見学会では、青果部・水産物部・花き部の3部門を有する巨大な総合市場である大田市場の魅力を体感できるとあって毎年大変ご好評いただいています。今年は15組37名の小学生とその保護者の方にご参加いただきました。
まずは食育講演です。この講演では、大田市場青果部の卸売会社や買出人等の業界団体により構成される「大田市場食育元気塾」のみなさんにわかりやすく教えていただきました。野菜と果物のクイズ大会や旬の果物の食べ比べなどを通じて、市場の仕組みや食の大切さについて学ぶ様子は、とても楽しそうでした。クイズ大会では、大田市場青果部キャラクターである「八百屋のヤッ君」が応援に駆けつけてくれ、会場は大興奮!その後は「模擬せり」に子どもたちが挑戦しました。市場のみなさんの活気ある掛け声に背中を押され、覚えたての「手ヤリ」を使って奮闘する子どもたち。会場の熱気も最高潮に達しました!
食育講演の後はいよいよ市場見学です。今回の見学コースは青果卸売場・仲卸売場、関連棟、水産仲卸売場、水産卸売場、水産冷蔵庫棟です。水産仲卸売場では新鮮な水産物を目の前に仲卸業者さんから色々と話を伺い、水産卸売場では活魚水槽に保管された鯛やカンパチ等魚の活きの良さに子どもも大人も興味津々。見学者の方からの積極的な質問に対し、市場のみなさんがやさしく丁寧に説明してくださり、中身の濃い交流を行うことができました。水産冷蔵庫内ではマイナス30度の世界を体感。未知の世界に子どもたちも始めは緊張の面持ちでしたが、終了後は晴れやかな笑顔で大満足!とのことでした。
今年の夏休み親子見学会も大盛況のうちに終了しました。楽しかった、ためになった、貴重な体験ができた、また行きたい!といった感想をたくさんいただきました。夏休みの思い出づくりにも、自由研究にもぴったりの内容です。また来年、みなさまのご参加をお待ちしております!