今回の震災に対する中央卸売市場における緊急融資の実施について
平成23年4月15日
東京都中央卸売市場
東京都は、東日本大震災を原因とする風評被害や消費の急激な落ち込みにより支障が生じる市場の代金決済機能を維持するため、下記のとおり独自の融資制度を実施することとしましたので、お知らせいたします。
記
1.目的
市場の代金決済を担う卸売業者及び代払機関に、都が一時的に資金を無利子で貸し付け、その機能を維持することで、市場から支払を受ける産地を保護するとともに、都民への生鮮食料品等の安定供給を図る。
2.概要
- (1)対象者
卸売業者及び代払機関(※) - (2)融資枠
対象者の年間取扱金額の0.5%に相当する金額
ただし、5億円を上限とする。 - (3)融資規模
60億円程度 - (4)貸付期間
半年間 - (5)利子
無利子
※ 代払機関とは、卸売会社の産地への代金支払を確実にするために、仲卸・売買参加者の組合が代金を取りまとめのうえ卸売会社各社に支払いを行う機関。
お問い合わせ
東京都中央卸売市場 事業部
電話:03-5320-5764