豊島市場のご紹介

豊島市場とは

画像:全景

豊島市場全景

豊島市場は、あの「おばあちゃんの原宿」として賑わう巣鴨地蔵通商店街の近くに位置しています。
主に豊島、北、板橋、文京区など城北地区を中心とした八百屋さんやスーパーマーケット、学校や病院等に野菜・果物を供給する、地域に密着した市場です。

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豊島市場の歴史

画像:昭和40年代

昭和40年代市場通りのスナップ

豊島市場の起源は、16世紀頃の「辻のやっちゃ場」駒込土物店(つちものだな)に求められます。駒込付近の農民が江戸へ青物をかつぎ売りの途次、駒込天栄寺境内にあった「さいかち」の大樹に憩い、分荷したのが始まりで、都内最古の市場であると伝えられています。
江戸時代には、神田、千住の両市場とともに青物三大市場のひとつに数えられ、幕府の御用市場として栄えました。
時は東京市となり、関東大震災後の帝都復興事業を経て、大東京市域に散在していた私設市場も統合され、昭和12年3月東京中央卸売市場豊島分場としてこの地に開業し、現在に至っています。

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豊島市場の特徴

画像:せり

せりの様子

豊島市場の敷地面積は都内中央卸売市場の中では最も小さく、それゆえに買出しに来る八百屋さん、せり人、仲卸業者などの市場関係者がお互いに顔がわかり、アットホームな雰囲気の中で取引が行われています。
また、近年は食の安全安心に対する取り組みが重要となっていますが、コンパクトな市場の利点をいかし、取扱品目に関する様々な情報交換を頻繁に行うなど、消費者への安全安心な青果物の安定供給という市場の使命を果たしています。

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豊島市場の取り組みに注目

豊島市場活性化委員会

豊島市場活性化委員会の様子

豊島市場では、毎月末に、卸売会社、仲卸業者、売買参加者で構成する活性化委員会を開催しています。当委員会では、市場関係者向けの食育セミナーを企画したり、給食食材を卸売会社から購入する小売店の利便性向上を図るため、納品に適したパッケージについて産地を巻き込んだ調整を行うなど、豊島市場の活性化に向けて市場関係者が一丸となって取り組んでいます。

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豊島市場のトピックス

「豊島市場優良店」の認定

豊島市場優良店

豊島市場優良店の店頭提灯

野菜ソムリエの研修を受け、一日に必要な野菜果物の摂取量や、おいしい食べ方をPRしている八百屋さんを「豊島市場優良店」として認定しています。
店先には、『豊島市場おすすめの店』と書かれた提灯がかかっています。
旬の野菜や果物の持ち味を、直接お客様に伝えることができるのは、青果物のプロ・目利きである街の八百屋さんです。
この提灯を見かけたら、どうぞお立ち寄りください。野菜のおいしさを再発見していただけたら嬉しいです。

豊島市場おすすめのお店マップ
http://www.toshimaseika.co.jp/CommitteeOnVitalizationOfToshimaMarket/index.html

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概要

画像:豊島市場マップ

  • 所在地
    豊島区巣鴨五丁目1番5号
  • 電話
    (3918)0301~2
    FAX(3918)0160
  • 業務開始年月日
    昭和12年3月25日
  • 取扱品目
    青果物
  • 取扱数量(金額)
    青果:335t(75百万円)
    ※ 令和元年1日当り
  • 敷地面積(建物面積)
    23334平方メートル(20190平方メートル)
  • 交通アクセス
    • JR巣鴨駅下車 徒歩10分
    • 都営三田線 巣鴨駅下車 徒歩10分
  • 場内配置図
    画像:豊島市場場内配置図
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