いちば食育応援隊
食育講師 派遣事業
卸売市場で働く目ききのプロたちが出張します
卸売市場は、日本全国のみならず世界各地から荷が集められてくる、いわゆる生鮮食料品等流通の拠点です。
卸売市場には、荷を集めて市場で卸売をする「卸売業者」、卸売業者から荷を仕入れ街の小売店やスーパーなどに卸売りをする「仲卸業者」、小売店などのうち直接せりに参加して仕入れる「売買参加者」など、多くの事業者が働いています。
これら事業者は、農産物、水産物、食肉又は花きそれぞれの品質を見極め、需要と供給のバランスを考慮し値を決める、いわば「目きき」のプロたちです。
「いちば食育応援隊」は、そんな目ききのプロたちが、学校や地域が主催する食育推進活動に出向いて、農産物、水産物、食肉、花きや市場流通に関するお話や料理講習などを行う事業です。
東京都が人材バンクを運営しています
「いちば食育応援隊」は、市場で働く者たちが所属する団体や会社の協力を得て、東京都が実施する食育推進事業です。
東京都は、市場で働く者から「いちば食育応援隊」を募り、これらを「人材バンク」に登録し、広く都民の方々に公開しています。まずは、皆様が実施を予定している食育推進活動の条件に合う者を、この人材バンクの中から探してください。なお、人材バンクの内容については、随時更新します。
皆様からのお問い合わせやお申し込みについては、東京都が窓口になります。
条件に合った者の派遣を希望する方は、安心してお気軽にお問い合わせください。
新鮮な教材もご用意いたします
「いちば食育応援隊」の利用に当たっては、いくつかの条件や制約があります。
利用に当たっては、このページに掲載してある内容を必ずご覧ください。
特に、営利・政治・布教等を目的とする活動であると都が判断するものには派遣できません。また、派遣に当たっては、原則交通費が必要になります。謝礼が必要になる者もおりますので人材バンクの各人の情報をよく確認してください。
上記の経費のほか、会場、道具、教材などは主催者において確保や経費を負担していただきます。ただし、主催者の希望により、卸売市場で取り扱っている食材等については、いちば食育応援隊が調達することも可能です。この場合も経費負担は主催者になります。