葛西市場まつり開催報告
平成26年11月9日(日曜日)、葛西市場で年に一度の市場開放イベントである市場まつりが開催されました。心配された天気も開始前に雨が上がり、まつり終盤には青空が見えるようになる中、2万2千人もの方が来場され、大いに賑わいました。
オープニングセレモニーで開会宣言がされると、青果や花きの即売コーナーや模擬店で、多くの方が買い物を楽しみました。また、地域の特産である江戸川区発祥の小松菜の販売や江戸川区伝統工芸の紹介、金魚すくいやターレットを飾った花と野菜の自動車の展示などが行われました。
今年は、江戸川区の小松菜をイメージしたキャラクター、えどちゃんと、区特産の金魚をPRするえど金ちゃんも登場し、その可愛らしさに子供にも大人にもに大人気でした。葛西市場開場30周年の記念コーナーでは、市場の建設過程を写真で紹介したパネル展示も行われました。
食育コーナーでは、野菜に関するアンケートに回答された方へ、旬の食材とレシピを紹介した食育カレンダーと青果7品目が無料配布されました。花育コーナーでは、ペットボトルを使って手軽にフラワーアレンジメントを楽しむ体験教室が開催されました。
青果の即売コーナー
葛西市場まつりの様子
小松菜も販売されました
華やかな花と野菜の自転車
えどちゃん(左)&えど金ちゃん(右)
開場30周年記念パネル
福島県のPRコーナーでは、農産物や牛肉の放射性物質検査の様子などの紹介パネルが展示され、お米の重さ88gを当てるゲーム(当たった方には福島県産米「天のつぶ」をプレゼント)に長蛇の列ができ、真剣にお米を量る人たちの一喜一憂する姿が見られました。
11時からは、青果の模擬せりが行われ、せり人の威勢の良い掛け声に参加者の手が一斉に挙がり、用意された野菜や果物が次々と売れ、大盛況となりました。
福島県PRコーナー
野菜・果物の模擬せり
その他にも、ゲームコーナーでの青果の量目当てクイズや鉢植えの無料配布、福引など、広い敷地を活かした葛西市場ならではの盛りだくさんのおまつりのメニューで、来場された皆さんは満足された様子でした。
青龍太鼓の演奏
はしご車の試乗体験
また、会場内では、花のイベント「江戸花まつり」が市場まつりと同時に開催され、美しいアレンジメントや花束を持ってレッドカーペットを歩くフラワーウォークが、たくさんのお客さまの注目を集めていました。初の試みとして、参加者が作成したフラワーアレンジメントの模擬せりが行われ、プロ並みの立派な出来栄えに、花束が次々と競り落とされていました。
花束を持って華麗にフラワーウォーク
アレンジメントの模擬せり