令和5年度 大田市場「親子見学会」を開催しました!
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令和5年12月22日
東京都中央卸売市場
令和5年11月25日(土曜日)、大田市場にて「親子見学会」を開催しました。この親子見学会は、青果部・水産物部・花き部の3部門を有する巨大な総合市場である大田市場の魅力を体感できる貴重な場として、毎年大変ご好評いただいています。今年は4年ぶりの開催となり、11組22名の小学生とその保護者の方にご参加いただきました。
まずは食育講演です。大田市場青果部の卸売会社や買出人等の業界団体により構成される「大田市場食育元気塾」の皆さまに、食育について分かりやすく教えていただきました。野菜と果物に関するクイズ大会や、旬の果物の食べ比べなどを通じて、市場の仕組みや食の大切さについて学ぶ子どもたちの様子はとても楽しそうでした。
クイズ大会では、大田市場青果部キャラクターである「八百屋のヤッ君」が応援に駆けつけてくれました。その後は「模擬せり」に子どもたちが挑戦しました。覚えたての「手やり」を使って、野菜や果物を次々とせり落とす子どもたち。せり人の活気ある掛け声も相まって、本物さながらのせりを体験することができました。
新鮮な果物・野菜がお出迎え
ヤッ君の登場に子どもたちは大喜び!
プロの方々に見守られながら模擬せり体験
クイズ大会。皆さん元気いっぱいに答えてくれました!
食育講演の後は、いよいよ市場見学です。今回の見学コースは、青果卸売場・仲卸売場、関連棟、水産卸売場・仲卸売場です。
青果仲卸売場では、旬の野菜や果物について青果仲卸業者の方々に説明していただきました。お店に行った際の鮮度の見分け方も教えてくださり、子供たちだけでなく保護者の方々にとっても貴重な機会となったのではないでしょうか。
水産仲卸売場では、水産仲卸業者の方がオマール海老を水槽から出してくださり、子どもたちはドキドキしながらも実際に触ったり持ち上げたりしました。水産卸売場では、活魚水槽に生きたまま保管された鯛などの活魚を間近で見ることができ、皆さん興味津々でした。
旬の野菜や果物をたくさん用意してくださりました
背丈より大きな活魚水槽は大迫力!
大きなもので1㎏近くあるオマール海老。
両手で持ち上げるのも精一杯です
参加された方々からは「模擬せりが体験できて楽しかった」、「魚やオマール海老は迫力があった」、「市場の仕組みを勉強できる良い機会になった」といった声を多くいただきました。
次回も皆さまのご参加をお待ちしております。