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さかな編

質問1 市場には何種類くらいの魚や貝がくるの?

答え1

東京都中央卸売市場には、鮮魚だけでも600種類を超えると言われるほど多くの種類の水産物が入荷していますが、東京都では、これを約350種類に分類して統計をとっています。
この種類数は世界最大の規模です。

鮮魚類: まぐろ、まあじなどの魚
するめイカ、やりイカなどのイカ類
くるまエビ、いせエビなどのエビ類
またい、あなごなどの生きている魚
貝類: あさり、さざえなどの貝類
冷凍魚: まぐろ、えびなどの冷凍品

そのほか、あゆやうなぎなどの淡水魚、こんぶやわかめなどの海藻、塩さけやしらす、かまぼこなどの加工品などです。

質問2 市場には何種類くらいの魚や貝がくるの?

答え2

東京都中央卸売市場で一日に扱われる水産物はおよそ2,252トン(鮮魚類約662トン、活魚類約54トン、冷凍魚約554トン、加工品類約804トン、その他約178トン)です。

質問3 市場で多く売られている魚のベスト10は?

答え3

平成20年の東京都中央卸売市場での鮮魚・冷凍魚類の取扱量ベスト10は次のとおりです。

第1位 冷凍めばち(約30,800トン)
第2位 冷凍ぎんさけ(約25,400トン)
第3位 まあじ(約19,300トン)
第4位 さんま(約17,300トン)
第5位 すいめいか(約12,400トン)
第6位 かつお(約12,000トン)
第7位 さば(約10,200トン)
第8位 はまち(養殖)(約9,100トン)
第9位 冷凍たこ(約8,800トン)
第10位 またい(養殖)(約7,500トン)

質問4 一番値段の高い魚は何ですか?

答え4

なんといっても本まぐろ(くろまぐろ)が1番でしょう。まぐろ類は「せり」という方法で値段が決まりますが、今までで一番高い値段がついたほんまぐろは、1Kgあたり10万円でした。このほんまぐろは、1匹約200Kgの重さがあったので、1匹の値段は約2000万円にもなりました。
「せり」とは、その魚を買いたい仲卸さんが競争して高い値段を付けていき、一番高い値段を付けた人が手に入れることができるという方法です。

質問5 魚は種類によってどうして値段が違うの?

答え5

あなたはどんな魚が好きですか?たとえばまぐろはほとんどの人が大好きな、人気のある魚でしょう。でも、日本の近くだけでは、たくさんの量のまぐろを捕ることができないので、世界中の海で漁獲して輸入しています。人気があるのにたくさん捕れないような魚は、値段が高くなってしまいます。このように魚の値段は、その魚の人気と漁獲される量のバランスなどから決まってくるのです。
また、同じ種類の魚でも、漁獲や輸送の方法、漁獲された時期などでも値段がずいぶん違ってきます。たとえば、あじでも、1匹ずつていねいに釣り上げたものは、大きなあみでまとめてすくい上げたものにくらべて魚に傷などがつきにくいので、何倍もの値段になります。

質問6 魚はどこから、どうやって運ばれてくるの?

答え6

東京都中央卸売市場へ運ばれてくる魚は、日本全国から集められるだけでなく、世界中からやってきます。
たとえば、まぐろはアメリカや地中海などから送られてきますし、身近なたこもその多くはアフリカ沿岸で捕られたものが冷凍され、輸入されています。ですから、その輸送方法もさまざまです。あじやいわしといった多くのものは、発泡スチロールの箱に氷といっしょに詰められてトラックで運ばれてきます。海外からのまぐろなどは、人が何人も入れるような大きな箱に1匹ずついれられて、飛行機で日本までやってきます。
そのほか、はまちやたいなど水槽のついた船やトラックで、市場まで生きたまま運ばれてくるものもあります。

質問7 おいしい魚はどうやって見分けるの?

答え7

一般に魚は新鮮なものほどおいしいものです。新鮮な魚を見分けるのは次のようなところに注意するといいでしょう。

  1. 目がすんでいるもの
  2. 体がかがやいているもの
  3. えらが赤くあざやかなもの

そのほか、種類によっても見分け方はさまざまです。
近くに魚屋さんがあったら、ぜひ聞いてみてください。

回答の出典

平成20年東京都中央卸売市場年報

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