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墨田区八広「山平屋(やまひらや)」

地域と共に歩んできた60年。
「お肉のおいしさを、いろんな人に知ってもらいたい」

近江牛を中心とした、品質本位のお店

京成押上線・京成曳舟駅と八広駅の中程、住宅街の真ん中に山平屋はあった。昭和26年(1951年)に会社組織にし、軌道に乗ったのが昭和30年代からだそうだ。店長の小堺虎男さんにお話をうかがう。
「うちでは、納めもやってはいるのですが、いまは店頭販売が9割くらいですかね。商いの柱は近江牛です。内蔵も扱っているので、モツの煮込みも評判がいいですよ。
東京食肉市場まつりにも参加していて、牛モツ煮込みは無料試食コーナーに提供しました。
また、うちは東京都中央卸売市場食肉市場経由で枝肉で仕入れています。高品質の牛肉が安定して手に入るのは、市場を経由しているからこそです」
もちろん牛肉以外に、豚・鶏も揃っている。たとえば10月10日は語呂合わせで「トントンの日」ということにし、豚ロースをたいへんお安く販売したそうだ。

画像:店頭入口の左奥にあるトビラが「すきやき ひぐち」への入口だ

店頭入口の左奥にあるトビラが「すきやき ひぐち」への入口だ

店舗2階のすきやき店では、コンサートも開催

「精肉店舗2階の『すきやき ひぐち』は、初代の奥様が切り盛りしてきまして、創業当時から予約専門でやってきました。宴会用の部屋では、地域の皆さまへの貢献の意味も込めて、新日本フィルハーモニーのメンバーの方々の演奏会を開いたり、落語会をしたりしながら、お子様から年配の方々まで、幅広く楽しんでいただいています」
宴会用の部屋は仕切ると8部屋になるが、催し物がある際には、仕切らずに大広間として使用し、足の悪い方への配慮か、座布団ではなく、背の低い腰掛けも用意されている。
また、となりの敷地には、営業開始してまだ3ヵ月の和牛処「やまだいら」がある。もっとお肉の美味しさを、地元の皆さんに手軽に楽しんでもらうために開店した。

画像:「モツ煮込みも美味しいですよ」と、店長の小堺さん

「モツ煮込みも美味しいですよ」と、店長の小堺さん

地域の方々に、いっそう楽しんでもらいたい

小堺店長は続ける。
「隣の店『やまだいら』の敷地には以前、焼き鳥店舗があったんです。地元の方々にはけっこう人気で、焼いた傍から飛ぶように売れました。コロッケやメンチカツなどの揚げ物も人気でしたね。揚げ物や焼き物は、いい匂いがするでしょう?ひょっとしたら、あの匂いがお客様を惹きつけていたのではないか、そんなような気もしています。お客様から、今度はいつ焼き鳥をやるのと尋ねられることもある。店の前の同じ通り沿い、少し駅寄りに、当社の社員寮があるのですが、そこの1階を使って、もう一度、焼き鳥を始めようかという話もあるんです」
また、毎年行う墨田区のまつりにも出店している。地域貢献が目的なので、模擬店の看板は、山平屋ではなく、あくまで『こんにゃく稲荷通り商栄会』。焼き鳥やモツ煮込み、焼きそばなどを出すのだという。
「お肉のおいしさを、いろんな人に知ってもらいたくて、店舗の2階ですきやきを提供したり、店頭ではモツ煮込みや焼き鳥を販売したりしてきました。そのおかげもあってか、地元のお得意様も増えましたし、さまざまなイベントなども、地域の方々といっしょに開催することができています。これからも、もっともっと、お肉のおいしさを伝えていきたいと思います」
小堺店長は、こう締めくくった。

画像:模擬店では、毎年、地域の方々との共同作業

模擬店では、毎年、地域の方々との共同作業

画像:社長の樋口敏郎さん自ら調理もされるそうだ

社長の樋口敏郎さん自ら調理もされるそうだ

データ

山平屋
〒131-0041 東京都墨田区八広3-6-3
TEL:03-3617-4129 FAX:03-3612-0298
営業時間:9:00~19:00
休業日:日曜

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