平成28年12月15日
このたび、今月10日(土)に開催した「第3回豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議」での指示に基づき、 今月13日(火)から豊洲市場地下ピット内の排水を開始しました。
地下ピット内の空気からは、これまで一部の街区で国の指針値を超える水銀が検出されましたが、 専門家会議における検証で、水中にある微量の水銀が地下ピット内に気化・滞留したことが、その原因として推定されました。
今後、さらに検証を進めるため、地下ピット内の地下水をならしコンクリート面・砕石の上端レベル(A.P.+ 2.5~2.6m)まで排水し、 床面の清掃と換気を行った上で、改めて空気の調査を行うこととしました。
具体的には、地下ピット内に水中ポンプを設置し、地下水を地上の水槽に汲み上げた上で、水素イオン濃度(pH)を下水排除基準内まで下げて下水道に放流します。
〈排水処理のイメージ図(5街区)〉
〈排水処理設備(5街区)〉
〈地下ピット内の様子(5街区)〉
〈地下ピット内の様子(6街区)〉
- 更新日