じゅんさい(蓴菜)

夏の味覚の静かなブーム

古事記の時代から「ぬなわ」と呼ばれ、夏の味覚として静かなブームとなっている「じゅんさい」。
清水の豊かな池や沼に生育し、最近は山間の転作田でも多く栽培されています。
主な生産地は、秋田県山本郡山本町で全国の約8割を生産しています。6~7月を中心に2~3回収穫され、袋・瓶・パック詰めで、お手頃な値段でお求めになれます。
盛夏時期の若い葉芽は生食にしますが、一般的には煮沸後冷やして味わいます。寒天のような透明な粘液は、独特なぬめりとツルツルとしたのど越しがあり、自然の風味満点です。
若葉と茎は歯ごたえもあり、ヘルシーな食感が味わえますので、ぜひ、お試しください。

記事ID:016-001-20240925-007878