きゃべつ

旬の食材 キャベツ

寒玉から春系へ

キャベツは、食卓に欠かせない野菜の一つで、季節に合わせた品種が一年を通して生産され、春系のほか寒玉(冬玉)、ボール系があります。かつてきゃべつは、球が固くしまっり、球内が真っ白で扁平な「寒玉」がほとんどでしたが、近年、球のしまりがゆるく、球内の葉が緑色を帯びた「春系」が、やわらかくておいしいということで、生産量が増加しています。サラダ(生食)や朝漬けなどにピッタリの春系は、とくに関東で好まれいますが、関西ではお好み焼きなどに向いた寒玉にも根強い人気があります。また、固くしまった丸型の小型種として、「ボール系」品種が、主に春の早出し用として作付けされています。

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