にら

旬の食材 にら

体を温め、内蔵の働きを活発にする

アジアの山野に自生し、日本では9~10世紀ころからすでに栽培されていたといわれます。ユリ科の多年草で、暑さにも寒さにも強い植物です。
カロテンも豊富で、ビタミンCやビタミンEも多く含まれる緑黄色野菜です。食物繊維も多く含まれ、食欲増進の効果もあります。たまねぎと同様、硫化アリルを含み、体を温めたり、内蔵の働きを活発にすることで、昔から薬用として珍重されてきました。光を遮断して育てる「黄にら」、つぼみのついて「花にら」なども売られています。

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