レタス

旬の食材 レタス

新顔も登場で、サラダのほかにも広がる料理

レタスの仲間を和名では「ちしゃ」と言い、平安時代に中国から伝わりました。
レタスの仲間には、玉レタス(玉ちしゃ)、リーフレタス(葉ちしゃ、サニーレタスなど)、コスレタス(立ちちしゃ)、ステムレタス(茎ちしゃ、掻きちしゃなど)、があります。玉レタスが9割を占めていますが、堅い結玉になるクリスプヘッド型とゆるい結玉になるバターヘッド型があり、日本では前者をレタス、後者をサラダ菜と呼んでいます。食生活の洋風化に伴い急速に普及し、東京都中央卸売市場の主要野菜の重要な地位を占めており、市場には周年入荷しますが、主産地の長野県からは4~9月、茨城県からは3~5月、香川県からは12~5月で、4月は茨城県産がピークを向かえます。新鮮さを保ち消費者の皆様に届けるため、コールドチェーンは産地の予冷庫から始まり、市場の低温卸売場を経由します。生食のときは、冷水にさらしてパリッとしたところを水分をきって、さわやかな味わいをお楽しみ下さい。また、手でちぎって調理されると、切り口の変色を防ぎ味もなじみやすくおいしくいただけます。

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