トマトは、生育に強い光が必要で、生育適温は25~26度です。昼夜の温度差の大きいことを好み、多湿を嫌います。 トマトはもともとは夏の食べ物。消費地向けに周辺の産地で露地栽培されていました。食生活の洋風化がすすむとともに、サラダの材料として一年中需要が増え、周年の供給に向けて産地が広がりました。 今のトマトの品種の主流は、赤くなっても日持ちがよく糖度の高い「完熟系」。冬は暖地のハウス栽培、夏は高冷地の栽培と産地をリレーしておいしい味を届けています。